131鞍目〜駈歩A36鞍目

2017年1月22日 この日の3鞍目駈歩A。

私の最後のベーシック駈歩Aクラスです。次回からは初級駈歩クラスに出ます。記念すべき最後のお相手は、SZK君

初めて乗る子です。先生に聞くと、

「もう洗い場にいるよ

でっかい子だからすぐにわかるよ」

っと言われて洗い場に行くと

確かに巨大な子ですでも穏やかな可愛らしい顔をしています

あまりに巨大なので、サラブレッドじゃないんじゃとクラブのHPでSZK君の血統を調べちゃったことは内緒ブルトンの血はなく、本当にサラでした

確か、重い子と聞いていたので、先生に聞くと

「拍車つけてね」

ああ、やっぱり乗馬の神様は私に試練を。。

待機馬場スタート。アシ君が

「並足発進〜」

と言った直後、「ぶふふっ」って、いきなり笑います。何？と思ったら

「思った通り、

SZK動かないなーと思って」

って

し、失礼なまあ、動かなかったのは事実ですけどね

「SZKはね、脚はかなり前に出して。もっと前。うん、そう、腹帯のすぐ後ろ」

え、こんな場所人間で言ったら、脇の下あたりじゃない女子だったら、

「どこ触ってるのよー」

って怒られる場所では

でも、そこへの扶助で動くSZK。変態。じゃなかった、なんか不思議。

アシ君から先生に入れ替わって駈歩発進。

私がカカトを擦り上げる時に、カカトが後ろに流れるので、もっと拍車が馬体の前に触れるように、と注意を受けます。難しいです。。。でも、扶助場所がジャストミートすると、ちゃんと動いてくれるSZK君

走り出したら身体が大きく、ストロークが長い分速度が速くて、前の馬にあっという間に追いついてしまうので、歩度を詰めるのが難しいです。発進させたり、歩度を詰めたりを何度も繰り返していたら、気分を害されたのか、時々ビタ止まりをされはしましたが、大きい駈歩が出ると、とっても気持ちいいです

ビタ止まりに尻っ跳ねは連続でされました尻っ跳ねは久しぶりでしたが、かなり大きくされたので、このままローリングくるかっとタテガミを掴んで備えますが、ローリングは来ませんでした。落馬の名手になると、前後に跳ねて乗り手の腰を浮かせた後、馬体を横ローリングさせて、確実に落としに来る、と何かで読んだので、それが来るかとワクワクして備えたのですが、落とす意図はなかったみたいです。残念。

底意地が悪い子ではなく、私の扶助がお気に召さなかっただけのようですねー。いろいろごめんなさい

先生は若者先生で、テンション高く、熱血指導。この日も張った声がひっくり返って

「駈歩発進〜」

の掛け声が全節ひっくり返り、周囲の先生が一斉に振り向いたのが面白かったです。先生自身は熱血指導中でしたので、全く気にしていませんでした。それもまた可愛い

褒めて伸ばすタイプの先生なので

「ナイススタートです」

「いい感じです」

褒め言葉が散りばめられます

先生からアシ君に入れ替え。

アシ君は今月いっぱいでインストラクター養成コースを無事卒業予定。配属はまだ未定ですが、私たち生徒の弱点をよーーく見ていてくれて、アドバイスもきちんとくれるので、大好きな子。ここの支店で指導員になって欲しいなあ、って思っています。そのアシ君が、待機馬場に戻ってきて、先ほどの若い先生の熱血指導を見ての一言。

「俺さ、指導員になってもあんな高いテンションで指導出来ないよ」

と、ボソッと呟きます。

言いそびれちゃったけど、

「そのままでいいんじゃないいいアドバイスくれるし、いい先生になるよ」

って言えば良かったな

微妙な出来のままクラス終了。不本意なままベーシック駈歩クラスの卒業ですでも、すぐにいい気になる私にはちょうど良かったかも「自分は下手だから、頑張って練習しよう」と謙虚な気持ちで初級駈歩クラスに臨みます

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