北海道の味?
北海道のウマいものといえば
ラーメンやジンギスカン、ウニ、イクラなどを思い浮かべる。
しかし、北海道を初めて旅する人がガイドブックを見て
「お、こんなのも北海道名物なの?」と思うものがある。
『豚丼』だ。
言わずと知れた帯広名物だが、値段が少々高く
牛丼ならワンコインで大盛りまで食べられるところが
この豚丼は並でもツーコインは必要だろう。
味にこだわらなければ
今なら「吉野家」や「まつや」でも豚丼は食べられる。
しかし、ここは旅の思い出。
材料にこだわった本場?の味を賞味しておきたいところだ。
有名どころはなんといっても「ぱんちょう」だろうが
駐車場があって車やバイクで行きやすい「新橋」がお勧めだ。
濃いタレをたっぷりつけて焼いてあるその肉は
「焦げてるのか?」と思ってしまうほど黒い。
濃い味が好きな人には特に勧めたい。
また、ここには大山のぶ代似のオバちゃんがおり
たいへん愛想がいい、というか威勢がいい。
ここでは1,000円ちょうどのメニューを注文するといい。
すると、会計でオバちゃんはおそらくこう言う。
「じゃあ、1,000万円ね。」
・・・・・・・・・・・。
ここは、千円札を出して
「はい、1,000万円です。」
と返すのが礼儀というものだろう・・・。
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1995年
道の駅「摩周温泉」で車中泊をしたあと帯広へ向かった。
そして市街地のはずれで見つけた豚丼屋へ入った。
食後に1,000万円を要求された私は
ただただ愛想笑いしかできず、
千円札を差し出しただけだった。