皆様、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ、104期 OPENING!Fes×LIVEはご覧になられましたでしょうか?
私は端末の都合で今までFes×LIVEをリアルタイムで観たことはなかったのですが、今回ばかりは焼き切れそうなスマホを頑張って耐えさせ、リアルタイムで楽しみました。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの新しい姿、見せつけられましたね。
私は、あまりの衝撃に1年ぶり位にブログ更新してます。
さて、ここから本題なのですが、とりあえず長くなるので先に結論から言いますと、Sparkly Spotは変わったけど変わってないし、DOLLCHESTRAとは最強であるということを長々と語りますよ。
皆様は103期でのSparkly Spotについてこうは思いませんでしたか?
「えっ、この曲ドルケの2人にピッタリすぎ、ホンマに伝統曲か!?」と。
ちなみに僕は思いました。
これには明確な答えがありまして、活動記録での「逆さまの歌」同様に時代や所属するメンバーが変わるにつれて、それに合わせて楽曲も変化していったのです。
つまりSparkly Spotも昨年のDOLLCHESTRA……つまり夕霧綴理、村野さやかと言う2人のスクールアイドルに併せて変化していた可能性が高いということです。
昨年の活動記録で綴理はさやかに対して「水色のきらめき」を見出していました。
これを綴理は氷上に映る「さやかのきらめき」だと思っていましたが、実際には「さやかと綴理のきらめき」が氷に映り込んでいたのだということに6話では気づいていましたね。
その経験を元に既存のSparkly Spotからアレンジを加えたのが103期でのSparkly Spotということです。
それを踏まえて本楽曲を聴いていくと、主旋律が(多分)ピアノでメロディにどこか「氷」を感じられると思います。
そして104期のSparkly Spotはフラメンコ調になったということで主旋律がギターになっています。
「水色のきらめき」を有する2人に「頑張っている色」である徒町小鈴が加わったことで氷の中にあった情熱が、静かだが轟々と燃え盛る情熱へと変化を遂げました。
これにはもちろん徒町が加わったのもあると思いますが103期の4月から104期の4月までに変わったものは「綴理とさやかの関係」や「新メンバーの加入」だけじゃないんです。
「先代DOLLCHESTRAとの関係性」です。
1年間の間に大きく変わったもの。
それは大賀美沙知と夕霧綴理の関係性です。
103期にてSparkly Spotをアレンジした時の2人の関係はあまりにもギクシャクしたものでした。
沙知先輩は「スクールアイドルクラブを守るためなら嫌われても良い」と思っていたし、綴理先輩は「沙知は置いていった。スクールアイドルクラブに未練なんて無かった」と思っていました。
綴理は103期の4月の時点では心が凍りついていたのです。
「沙知がそうだったように、また相方に置いていかれるかもしれない、けれどさやかのきらめきを覆い隠したくは無い」と言ったようになっていたんだと思います。
(ほぼ勝手な妄想)
この綴理と沙知の関係が大きく変わったのは
去年の11月、お互いに気持ちを伝え合い、誤解を解いて、最後に貰ったものを返して卒業を見送った。
この間に綴理の心の中の氷……わだかまりが溶けたんだと思います。
なので104期のSparkly Spotでは氷が溶けて、静かな炎、フラメンコ調になったのだと思います。(なんかここまでずっと同じ事言ってる気がすんな。)
ここからは全くの妄想なのですが、恐らく103期にて、綴理がアレンジを加えるまでのSparkly Spotは104期のSparkly Spotの方が近かったのではないでしょうか。
102期でのDOLLCHESTRAはほとんど語られていないので本当に妄想なのですが、その頃のSparkly Spotは恐らく沙知先輩が綴理を迎え入れたことで新たなるアレンジを加えていたと仮定すると、テーマはやはり「静かでだけど内側では燃え盛る炎」だったも思うんです。
それは恐らく104期のようなフラメンコ調ではなくもっと別の炎の在り方だとは思うんですけど、
これを綴理がさやかを迎え入れたSparkly Spotでは、さやかに見出した水色のきらめきと、まだ沙知の時のトラウマやわだかまりが残っていることから燃え盛る炎を1度氷の中にしまい込んだんだと思います。
その氷の中にしまい込んだ炎が1年の時を経て氷を溶かし、さらに新たな色を含んでフラメンコ調になったんだと考えたら、すごくなんかエモい話じゃないですか!?(語彙力無いなった)
新しく加わった色、徒町小鈴がどんな色かと言いますと、今まで描かれたDOLLCHESTRAメンバーの中では「唯一」誘われた訳ではなく、自分から見つけ出し、DOLLCHESTRAに加入しました。
「スクールアイドルになりたかった夕霧綴理」と「姉のようになりたかった村野さやか」が「まだ何者でもない徒町小鈴」を迎え入れる構図
うーん……良い(脱線)
この何者でもない徒町小鈴が加わることで静かに燃えていた炎がさらに燃えるようになったということですね。
何度も何度も語っているこの「静かに燃える炎」恐らくこのテーマが歴代のSparkly Spotに受け継がれてきたテーマなんだと思います。
- 「もの静かだけどスクールアイドルになりたいと願う夕霧綴理」を迎え入れた沙知先輩がアレンジを加えた102期Sparkly Spot(妄想)
- 「真面目だけどどこか頑固な村野さやか」を迎え入れた綴理がアレンジを加えた103期Sparkly Spot
- 「何者でもないと思い込ん、何かを成し遂げようとする徒町小鈴」を迎え入れたさやかと綴理のふたりがアレンジを加えた104期Sparkly Spot
この3つどれもが、「静かだけど燃える炎」を内包していると思います。
103期では凍っているようなメロディーの中に、104期では少し緩やかになったBPMの中に熱い歌詞と歌とダンスを持っているんです。
104期の方はフラメンコ調になったことも相まってギターが大暴れしてるし。
たとえ曲調が変わってもテーマは変わらない。
この曲が大好きだから受け継ぎたい、歌っていたい。という思いと
先輩が後輩に贈るその子にとって「輝ける場所」を与えたいという思いを受け継ぎアレンジを加えて行った結果が僕たちの聞いているSparkly Spotという曲なんです。
同じようにみらくらぱーく!のアイデンティティもきっと先輩から後輩へ「その子の個性が光る」様なアレンジを加えて行ったんだろうなぁとか考えるとなんか面白くて爆発しそうになってきました。
Sparkly Spotとは輝かしい場所(直訳)
きっと始まりは違う曲名だったのだろうけど
ずっと長い間、先輩から後輩へはたまた、後輩から先輩へ「輝ける居場所」を提供してきたのがDOLLCHESTRAなのでしょう。
在り方やメンバーが変わっても届けたい気持ちは同じ。
この言葉にこれ程説得力がある曲もなかなか無いでしょう。
というかほとんど関係ないけど「交差するFLARES」の歌詞で綴理とさやかは交差してるのに徒町だけ交差せずに1歩引いてて「お前ぇ!!お前も交われ!!!」って思った。
絶対ここの振り付け徒町が言い出したぞ。
あと、あんなにかっこいい「決めるのは自分だ。」やっといて「徒町に特技と言えるような物は何も……」とか言われたら俺は嫉妬で背筋し始めるぞ(背筋くらいしか徒町に勝てるものがなさそうな男)
学年が上がることで、メンバーが増えることで、変わることも変わらないことも多々あると思います。
受け入れられること、受け入れられないこと当然あります(まだTwitterがXになったの受け入れてないぞ)
でも変化とは必ずやってくる。この世の中に不変なものなんてない。
受け入れたくなくても変わるものは変わる。
現実ならそれを否応無しに受け入れなければならない。
だがしかし、創作物に関しては別だと思います。
受け入れられるものは受け入れる。受け入れられないものは受け入れない。
当たり前のうようで結構難しいことです。
でもだからこそ、変化という物を楽しもうという気持ちが大事なんだと思います。
変わるものを何がなんでも受け入れないとか、変わらない物を全て受け入れるとかじゃなくて
楽しみたいから楽しむ。受け入れられるものも受け入れられないものも全て楽しむ。変化と楽しむこと。変化を楽しむこと。
これがきっと大事な気持ちなのでしょう。
あの世界の蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ、もしくは芸学部時代から応援しているファンの人達もきっと、受け入れられる、られない、を抱えて応援してきたんだと考えると、さらに物語への理解度が高まる、そう思います。
「変わっていくものを受け入れること」は「受け入れないこと」より難しい。
なので受け入れられないというのも正しい感情。(まぁ僕はそもそも全てを受け入れるタイプの人間なんですけど)
なので僕は受け入れる受け入れないでなくて、変化を楽しむことで、さらに蓮ノ空の世界に入り込もうと思います。
だってSparkly Spotがどうやって受け継がれてどうやって変わっていったかを妄想するだけでこんなに楽しんだよ!?最強でしょ!!
最後にこれだけは言わせて欲しい
徒町小鈴は何者にでもなれるので徒町はミュウである。
しかも何者にも進化できるのでイーブイでもある。
この2頭は可愛いので当然徒町も可愛い。