囲碁は陣地が多いほうが勝つゲームである。
将棋は相手の王様を詰ましたほうが勝つゲームである。
しかし囲碁も将棋も直接法ではうまくいかない。
囲碁で言えば自分の陣地を囲っているのでは勝てないし、将棋で言えば相手の王様を直接攻めてもうまくいかない。
その前にやるべきことがある。やるべきこととは何か。
囲碁で言えば自分の打った石を最大限に働かせるように打つということであり、将棋で言えばすべての駒の活用を考えるということだ。
そこから学べるものは調和という自然の法則であり宇宙の叡智に通じるものがある。
地球を盤に見立て、人間を石や駒に例えればどのような世界であるのが理想なのかよくわかる。
端折って言えば、すべての生命が最大限に働くようにお手伝いする社会である。
囲碁も将棋も可能性のある方、未来のある方向に向かって着手するようになっている。
未来のある子供たちは新たな可能性を社会にもたらしてくれる人類共通の財産であり、子供たちの才能を開花させるように社会は子供たちにエネルギーを注いでいかなければならない。
今の社会はすべてが真逆になっているのが分かるだろう。
教育によって子供たちの才能を潰し、さらに奨学金という名の借金を背負わせる。
派遣労働によって人間を使い捨てる。
原発事故で放射能が漏れていても、誰も責任を取らないし反省もしない。
はっきり言って今の社会は腐りきっている。
天に向かって「こんな局面にしてしまってごめんなさい。負けました。」と投了するしかない局面になっているだろう。