葡萄だと思えばさにあらず、サルトリイバラという。
久々の喫茶店にはいつも新鮮な植物が飾ってある。
青竹の水盤に美しく飾られて妙だ。
短歌をどうぞ!
2024-7-12 12首
耳鳴りかリアルの蝉か手を停めてしばし聞き入る初蝉ならん
マンネリという底なしの暗い淵空気が欲しいと呟いてみる
行き5人帰りばらばらわたしたち独人で動ける大人の女性
北の街それでも優雅な城下町歌を歌いに行きます皆で
いざなわれ恒例のサマーパーティーに行くと返事を返す夏の夜
今日50昨日は65個穫れてブルーベリーの時季はいまなり
左手を枕代わりに昼寝するこの心地好さ独り愉しむ
久々にラジオ体操してみれば自信のあった動作がぎくしゃく
初蝉の啼く声いまだしおらしい耳をつんざく日々を夢見て
蟻の列続くを追いてたどり着く羽化し損ねた蝉の幼虫
真夜中の雷の音に目覚めれば我関せずの夫の寝顔
何回も合わせができればそれだけで幸せと言える本番近し