思い立って午後から出かけた。

 

いつも「行ってみたい」と思っていた石河内の「尾鈴山蒸留所」

 

頃は桜の時季

 

「山ねこ」「山猿」「山翡翠」・・・

 

独り2次会で行く店のマスターに教えてもらった焼酎の名前だ。

 

電話で言われた右への道を案内表示も看板もないままに山道を辿る。

 

絵本の里の近くと言えば近くだが見学は不可となっている。

 

外観だけでもと頼んで敷地内を見せてもらった。

 

小丸川の源流が音を立てて深い渓谷の森の中を流れている。

 

幾棟もの多分仕込みの終わった焼酎が貯蔵されているのだろう。

 

この深い山の中に音のない世界にしずもれる貯蔵庫・・。

 

この幽玄この湧き出たばかりの渓谷の水。

 

芽吹きの近い木々のエネルギー、それはまさにそこにいるだけで口で表せないような大きなエネルギーが私の中に満ちてくる。

 

お若い男性が出てきて、仕込みなどでいつも仕事をしている者はいますと話してくださった。

 

行って良かった!建物の中は見学不可だが広い敷地内を歩かせていただいただけでもよかった。

 

黒木酒造の御大将はいま高鍋町の町長でもあるかただ。

 

それこそ昨日だったか、高鍋に新しい道路ができたとの記事を出されていたので高鍋に出てその道の存在を確かめた。

 

近いうちに通ってみよう!

 

石河内はかつて武者小路実篤の夢の村「新しき村」が小丸川の対岸に見えるところで3~4分咲きの桜が美しかった。

 

行きは川原を通って新しい道路を通るので難なく着く。

 

帰りに旧道の方にハンドルを切ったが、なるほど石河内は遠いと実感するような坂道山道が続く。

 

鹿が遊ぶと書いて「かなすみ」という道の駅でそばでも・・と思ったが休みであった。

 

もう少し行くと「ピノッQパーク」という九電の公園がある。

 

その奥に巨大な水力発電所があるのをご存じだろうか?

 

昔は見学バスを定期的に九電が出していて地下450メートルにある巨大な発電施設を見ることができた。

 

今は木城町の管理下にあり、10人以上揃って予約すると見学バスを出してくれるらしい。

 

これも一見に値する。

 

ほかに「絵本の郷」あり。

 

また、石河内の道路をさらに進むと中の又という地域に通じる。それをまだ進むと渡川から日向市に通じて狭くて険しい道が続いている。

 

右手に尾鈴山が見える離合の難しいほどの険しい道だが生活道路だ。

 

高鍋の黒木町長さん、もしこれを見てくださったら嬉しいなぁ!!(^^)! ありがとうございましたぁ!

 

・・これは、フェイスブックで友達になっているから書いたものです。

 

感動を一杯もらいましたぁ!