晴れときどき大工
住まいの一部が傷んできたので修理をせねばと長いこと思っていた。
おもむろに段取りを組んで必要な材料と道具を考えてみた。
なかなか、さっと工事を始めることにはならず必要なものを買いそろえたり少しずつ準備をしていった。
まず、修理に使う幅3センチ厚み5ミリのベニヤ板。
それを6メートルほどつなげて使う。
量販店の片隅に廃材のように安く売っていた。
釘があるにはあるが適当な長さではないので買う。
電動ドライバーが使えるか倉庫の奥から出してきて点検。
充電したら異常なく動くことを確認。
ベニヤ板には濃い茶色のペンキを塗って乾かした。
修理箇所の養生をする。
寸法を測ってベニヤ板の切断。
のこぎりで…。
色良し、長さ良し。
問題は釘打ちだ。
理想はプロのように・・だがやり始めると思うようにはなかなかいかない。
釘がすぐまがってしまう。
直接釘山を狙って打つのではなく、あて物をしてその上から金づちを使うとうまくいった。
なんでもコツなのだが、上手になったころには工事も終わる。
しかし、できた。
めんどくさいので一人でやった。
達成感が大きかった。
ペンキと道具類を丁寧に仕舞った。
刷毛も水性塗料だったから洗えばきれいになった。
やればできる。