占い

 

「占い」って長らく遠ざかっていたが、ふと思い立ってタイから来宮のカード占いの席に座ってみた。

 

歳の数だけカードを切って!

 

・・やれやれ、若くはないので‥それより相当高齢なのでカードを年の数だけ切る行為そのものがひと仕事・・。

 

何も言わず座る。

 

何を見ましょうか?

 

そうねえ、人間関係かな・・家族とかも・・。

 

おもむろにカードを並べる。

 

トランプカードだが、すべてではない。

 

抜いてあるカードにも意味があるのだろう。

 

かすかな音を立ててカードがテーブルに並べられていく。

 

・・・これ2枚ありますが、家が2軒ありますか?

 

え?あるある!

 

母屋と離れが・・・。

 

横に日本の方が通訳で座っている。

 

しかし私自身のことは何も話していないから予備知識というものもないはずだ。

 

お仕事はお二人とも○○○○○でしたね。

 

当たっている。

 

あなたは病気をされても治りますよ。大丈夫です。

 

あまりなにごとも思い悩まないでも大丈夫ですよ。

 

当たっているかいないかの問題ではなく、毎日を生きる指針が大丈夫なのかを答えてくれる。

 

このままで大丈夫ですよ。常に変化を求めて新しい風を吹き込んでください。

 

・・というようなことを言ってくれた。

 

迷いや疑いは誰でも持つのだが、時としてこういう世界の声を聴くのも大切かもしれない。

 

次から次へと人が座るということは、みんな思い悩み迷うものだとわかる。

 

ひととき、自分を無にして異次元の言葉を聞くのも今の自分には癒しかもしれない・・そう思った。