2023-2-21    短歌  8首
 
沈丁花咲いて馥郁香り立つ香りの中にある幸の影
 
首傾げメジロは沈丁花を嫌う強き香りに辟易として
 
花苗を植えて小さき吊るし鉢日の当たる枝にぶら下げてみた
 
渦を巻き境界線を行き来する我が心根の不安を思う
 
何事も無き顔をして微笑めば安堵の気持ちが姿現す
 
水浴びと首をかしげるその動作身を守るすべと思えばかわい
 
一日を外で過ごすになにを着る仕舞いこみたるジャンバー出す
 
御年が93にもなる彼女野球のことに詳しく候