🌸まぼろし千本桜🌸から
夕貴まことさんです。
久しぶりの新作です。
かなり時間が掛かりました。
集中して描いた訳ではなく
描きたいと思える時に描いたからです。
10分ぐらいしか続かなかったり、
ソフトを起動してから一日中放置したり…
いつしか冬至も過ぎ
これからは春に向かう約束の様に
日が長くなります。
桜舞う春のような柔らかな
表現にしたかったので
いつものアニメ塗りではなく
ブラシで色を重ねています。
桜色のエフェクトは一発描きです。
ラフに起動だけ線を1本描き
後はペンが走るに任せて書きます。
素材や素材ブラシは一切使わず
全て手描きです。
お衣装はいつもの様に
私流の2次元仕様の為
実際の舞台とは異なります。
義経の刀と言えば
「膝丸」
その「膝丸薄緑」を参考に描きました。
「まぼろし千本桜」を拝見していませんので
「義経千本桜」のイメージで描きました。
源義経は夕貴まことさんです。
「義経千本桜」
[初音の鼓と小狐]
大和国の千年生きながらえていると言う
雄狐と雌狐を狩り出し
その皮を剥いで作った鼓。
自分はその鼓にされた狐の子だというのです。
義経の家臣
佐藤忠信に化けて
親の皮でできている鼓を持つ、
静御前を守りながら
寄り添ってきました。
鼓の皮になっても
両親を慕うその姿に
義経は自分の親兄弟との縁の薄さを
この小狐(狐忠信)に重ねます。
初音の鼓が鳴り
桜が舞い散る中
小狐を思いやる義経を描きました。
歌劇ザ・レビューの舞台を拝見していませんので
お話は違うかもしれません。
ぜひ、
福岡にあります
歌劇ザ・レビューシアターにて
ご覧くださいませ。
