9月11日(日)
秋晴れの大気の透明感を感じながら
田舎に 車を走らせました。
実家の周辺には
キバナコスモスが咲いていました。
季節の流れを感じます。
初コスモス
おや 真円ではない。
エチュードの段階?
真正コスモスも
次々 咲くことでしょう。
REM睡眠中のまみちゃん発見。
相変らず
夏痩せ続行中。
週1の訪問者を
歓待してくれるのがうれしい。
おりこうさん。
生姜の花が
咲き始めました。
クチナシに似た
瑞々しい清楚な香り。
とても 好きです。
摘んだ花で
車内をアロマ空間に変え
田舎を後にします。
今年の 金魚ちょうちん祭りは
あえて1枚しか撮りませんでした。
毎回 同じような祭り画像を載せるのも・・・
と、気後れしたせいですが、
なんとなく 心残り。
だったら
祭りの後の
普段の白壁通りを撮ってみよう
そう 思いついたのです。
白壁の表通りから
川に いくつもの路地が伸びます。
昔は 荷車がすれ違える幅で
よかったのでしょう。
漆喰の白壁と
黒い板塀
杉板を焼き
防虫・防腐・断熱効果を図った
先人の知識に脱帽。
こんな路地も
今では観光スポット。
柳井は中世
海運で栄えた商人の街。
岩国藩のお納戸といわれていたそう。
柳井は甘露醤油(再仕込み醤油)発祥の地。
通常の仕込み水は塩水ですが、
贅沢に醤油で行う「再仕込み」。
岩国藩のお殿 吉川公が
「甘露、甘露」と絶賛したことが
名の由来とか。
醤油蔵も
観光スポット。
醤油を仕込む
木樽も公開しています。
仕込み水となる最初の醤油は
清らかな地下水で醸されます。
白壁通りには
敷地幅20m奥行き119mという
鰻の寝床のような商家が保存されています。
昔の家の灯りに不可欠な なたね油。
西日本で有数の油商・小田家(屋号 むろや)。
オフィスの顔である勘定場。
奥や別棟に
竈・女中部屋・道具部屋・馬小屋、
さらに 吉川公が柳井で泊まる
「半閑舎」という離れもあり興味深い。
50隻もの船を有し
九州から大阪までカバーしていたという
豪商ぶりが偲ばれる
日本最大級の家屋博物館。
ふと 見上げれば
羊雲。
夏とは違う
空の色。
旧 周防銀行
明治40年(1907年)築の洋館。
現在は観光案内所。
左の銅像は
国木田独歩
いたずらされてはいませんヨ。
青銅の自然な経年劣化です。
柳井に一時期住んでいたそうです。
日が傾いてきました。
祭り後も
しばらく キャスティングされる金魚たち。
西日に
唐辛子の葉が金色に輝きます。
影が
ながく伸び
街に
意味深な演出を加えます。
昔、川の上まで
建物がせり出していた金屋地区。
ここが 交易の拠点でした。
川面で夕空が
揺れはじめました。
そろそろ 帰ります。







































