11月22日(日)



3連休の中日。

ずっと行きたかった処に

やっと 行って来ました。




柳井から南に伸びる

室津半島の山中にある

古刹「般若寺」。






地元社寺仏閣に造詣が深い

この方のブログに触発され決心し、

http://ameblo.jp/ririmu777/entry-12057048004.html

実行したのは3か月後(遅っ)。

もう イチョウが落葉してる。




今から約1,400年前、

荒ぶる金龍神を鎮めるため、

自ら大畠瀬戸に身を投じた

般若姫が祀られているそう。






私 地元民ですが

初めてきました(恥)。

由緒を感じさせる立派な建築です。





車で尾根道を延々走ってきたので

すごく山奥に感じましたが

海が見えます。

海岸線から近いようです。






山門




「かーっ(阿)」の仁王様。




「うん(吽)」の仁王様。






ここの仁王様

目がかわいいと評判です。




山には 八十八カ所の巡回路が

設けられています。





一番所から巡ってみました。






起伏に富み 骨が折れましたが

終盤 ナイスビューが用意されていました。





般若姫が入水したと伝えられる

大畠瀬戸がド真ん前に見えます。

姫を祀るには

ここ以外の場所はないでしょう。






石を穿ち

仏を表すことは

後世に念を送ること。






へとへとになりながら、

よくも八十八体も山中に配したものだと

脱帽しました。






「阿」とは始まり

「吽」は終わり。

仁王像も狛犬も阿像・吽像の対。

万物の始まりと終わりを表すのだとか。






境内や森林など

マイナスイオンが豊富な場所に行くと

敬虔な気分になるのが不思議です。







般若寺を後に

大星山に来ました。





大星山周辺の尾根には

7基の風力発電が稼働し、

約1万世帯の電力を創出しているそう。






原発問題で揺れる上関の

ごく近くに設置された施設。

興味深いコントラスト。





すこし曇ってきました。

青空なら最高のロケーション。





縮緬状に輝く海。







ゆっくりと

時間が流れます。







ソーダ水の中を

貨物船が通ったりはしなかったけど

満ち足りた

海を見ていた午後。





いつもとは

違うアングルの琴石山(545m)。






海岸線近くから

立ち上がっているのが

分かるでしょ。

標高はさして高くありませんが

眺望はナイスです。





正面のぽっこりとした山は

周防大島の飯野山(263m)。

柳井は 海・山・島がコンパクトに集約した

住みよい田舎町です。


高校までの18年ここで暮らし、

大学卒業後九州で12年、

16年間のアブセントを経て

Uターンして来て、

つくづく そう思う。