4月26日(日)
初夏を思わせる汗ばむ日
田舎を訪れました。
陽光あふるる
里山をありく
幼いころ
花冠を作った
シロツメクサ
名も知らない
薄紫の野の花
艶々とした
光沢のある花弁の
キンポウゲ
トゲトゲの
アザミのつぼみ
お地蔵さまが
見えてきました。
新緑につつまれた
笠地蔵
平家の落ち武者を
祀ったという説がありますが
真偽のほどは
定かでありません。
陣笠をかぶった
りりしい お姿
傍らに
小さなお社
降り注ぐ
グリーンシャワー
さまざまな色調の
緑の洪水
綿帽子の
モブシーンは
まるで もののけ姫の世界
おもいおもいに
飛び立ちます。
西日が明暗を強調し
絵画のような光景を見せてくれます。
実家の前で
まみちゃんが
お出迎え
さっそく
お散歩が始まりました。
まみちゃんの巡回に
追従します。
「きりきり
ついてきなさい」
枯草のクッションの上に陣取った
まみちゃん
リラックスの
儀式が始まります。
ていねいに
レロレロ
そうしてるうちに
REMの境界を
さまよう まみちゃん
寝た ?
ノンREMの世界
チャイムが
「家路」のメロディを奏で
西日が
影を長くのばし
里山が
夕刻につつまれます
お日様が
稜線に近づき
次第に 薄暗くなってきました。
枯草の上に出現した
アンモニャイト
暑いほどだった気温も
だんだん下がり
さらに丸くなる
毛深い化石
ぼちぼち
帰る時間
寝冷えしない内に
おうちに
帰ろ
アンモニャイトさん


































