4月21日(日)
5月も目前というのに
昨日(土)は 冷たい雨が降りしきり
なんでーというくらい 寒かった。
一夜明けると
ナイスな五月晴れ。
陽気に誘われ
田舎を目指しました。
昨日がウソのように ポカポカ。
実家にたどり着く途中
好きな場所に立ち寄りました。
田んぼの向こうに
針葉樹が にょきにょき。
勝手に「別れの一本杉」と呼んでいます。
小川のほとりで土の道。
時代劇のロケにもってこい。
個人的には 馬を駆って
暴れん坊ゴッコをしてみたい・・・。
杉のたもとに
脳内茶屋 出現。
弥七が残した
目印の風車を見つけなくては・・・。
妄想トリップを
そこそこに切り上げ
実家に帰ってきました。
大きすぎる庭石のまわりに
山吹が咲いています。
石と家の間に
父 手製のくぐり戸。
家屋側からは
こんなカンジ。
戸の上部に ご注目あれ。
こっ これは、
・・・猫 !?
木の根っこ !!
シルエットにインスピレーションを感じた父は
くぐり戸に欄間を作ってしまった・・・。
左甚五郎へのオマージュ?
いつ作ったのでしょう。
今日まで気が付きませんでした。
その頃 生垣の中で
毛深い小動物が
歩きまわっていた。
「だ~れだ」
なにか探しています。
昆虫をみつけたのでしょうか。
「おかえり
よく来たね。」
まみちゃんの お出迎え。
まみちゃんが
「歩き猫」のモチーフなのでしょうか。
菜の花が まだ咲いています。
花の下の方には
莢がふくらみ始めています。
昔の農家は完熟した菜種を圧搾して
菜種油を作っていたのでしょう。
ほんとに いい天気。
菜の花に虫たちが集まっていました。
ミツバチに似ていますが
これは毒針を持たない
マルハナアブ。
菜の花大好きなカメムシだから「ナガメ」。
カメムシ界のマイコゥって呼んでもいいですか。
コスチューム、とってもCool !!です。
とても動きが俊敏な
アオスジアゲハ。
この蝶も カッコイイ。
白菜の花にシロチョウ。
これは 「ベニシジミ」。
もっともよく目にするシジミチョウ。
庶民的(?)な色合が
すずめのイメージ。
これも すずめっぽい色柄。
「アカタテハ」。
羽根がボロボロです。
越冬した個体でしょう。
畑のねぎはいつの間にか
葱坊主になっていました。
山菜の王様といわれる「タラの芽」。
ちょうど旬を迎えました。
天ぷら用に持ち帰ります。
真上から見たブルーベリーの花。
がくも 緑と紫の色合がきれい。
スズランのような花。
実を彷彿とさせる形です。
畑の隅には
八重咲きの桜。
淡いやさしい色合とフリルが乙女チック。
これは ユスラウメ。
別名 山桜桃梅。
バラ科サクラ属総出演のようなネーミング。
これはハナミズキ。
いまの時季は
百花繚乱ってカンジ。
裏山を歩くと
ここにも 季節の使者が。
シダの若芽「わらび」。
道すがら収集した
はっぱテクスチャー。
つたパターン。
スギナの縦社会。
つくしは春先に出現するスギナの胞子です。
スミレ
シロツメクサ
あと ひと吹きで
旅立ちが完了しそうなタンポポ。
今日はよく歩きました。
The Beatles「A hard day's night」に
I've been working like a dog.
という歌詞がありますが、
今日の私は
猫のように歩きまわりました。
心地よい足の疲れと
タラの芽の天ぷらで
ビールがうまい !!
春の野山に 感謝。












































