3月31日(日)
3月のエンドマークは赤文字の「31」。
3月最後の田舎を見に
車を走らせました。
亀はどうしているでしょう。
途中 立ち寄った
「石井ダム公園」。
おや 3匹います。
親子なのでしょうか。
大きさにかなりのばらつきが・・・。
大×1、小×2。
小さい2匹は あっという間に
逃げましたが、
1匹だけ踏ん張っています。
必死で 親の威厳を
示そうとしているかのよう。
「怖くないもん」
ドキ・ドキ・ドキ・・・。
静止したかのような
緊迫の一瞬は
ドボンという大きな水音で
掻き消されました。
1秒の何分の一かの瞬間でしたが
亀の根性を感じました。
亀が消えた水面を見ていると、
ひらり はなびら。
桜が満開。
はなびらが
風に舞っています。
一週間前は 蕾でしたが
今日は 最後の花見日和。
ダムの周辺は
花見客にぎわっていました。
ダムを後に
実家へ向かいます。
途中 いたるところに
桜が咲き誇っていました。
山道に 赤い点々。
山椿です。
子供の頃
花を2つに割って
蜜をなめていました。
昔の子供は
よほど 甘味に飢えていたのでしょう。
野山の食べられる植物を
よく知っていました。
野イチゴ・やまもも・さるなし・クロマメノキ・グミ・イチイ・アケビetc・・・。
今の子供には想像もつかないでしょう。
菜の花と桃の花。
イエロー&ピンク。
桃色とは よく言ったもの。
この色を表すには「もも」以外ありません。
春の田園風景。
代表格は 菜の花でしょう。
シジミチョウが蜜を吸っています。
昔は 食用だけではなく
照明のためにも
生活必需品であった菜種油。
農村は もっと春色に
埋めつくされていたことでしょう。
実家に着きました。
庭の桜は ソメイヨシノではないようです。
桃ほどではありませんが
ピンクがかっています。
品種を調べようと
ネットの桜図鑑を開いてみましたが、
すぐに諦めました。
なんと 350種類もあるのです。
とても 見分けがつきません。
畑をのぞいてみました。
エニシダが満開。
存在を主張しまくっていました。
ダンデライオン
ギザギザの葉っぱ。
たんぽぽの根は
身体を温めるチカラがあるそう。
冷え性には たんぽぽコーヒーがオススメ。
人参の葉っぱが
瑞々しいグリーン。
イガイガの枝に小さな芽。
山菜の王様「タラの芽」の赤ちゃん。
いかにもマメ科の花
カラスノエンドウ。
地べたに
ゴロゴロ。
ゴツゴツした感触がたまらん・・・。
身体中 ドロだらけです。
これも のどかな田園風景。
あいかわらず
爪とぎに余念が無い まみちゃん。
棒を見つけると 止まりません。
「また 遊びに おいで」
まみちゃんの見送りで
田舎を後にしました。


































