いつの間にか
冬将軍の気配が消え
新しい季節の足あとが
そこかしこで見つかりました。
固かったこぶしの花芽は
ほら ほころび始めました。
もうじき 花の写真が撮れそう。
梅の蕾も
次々に開き
光のどけき春の日に
よい香りを漂わせています。
貴族文化の平安時代までは
「花」は梅の花のことだったそうですが、
武士の社会になって
散り際がいさぎよい桜に人気が移り
やがて 日本を象徴する花になりました。
花見の季節になると
妙に 血が騒ぎます。
せせらぎの土手には
春が顔を覗かせています。
ふきのとう
天ぷらが美味。
ほろ苦い春の味覚。
最も早い春の山菜です。
日本に古くから伝わる
元祖エディブルフラワー。
菜の花や菊も
日本固有のエディブルフラワー。
これは 食用ではありませんが、
春を告げる可憐な小花。
足元に広がる瑠璃星雲・星の雫。
なんて ロマンチックなんだ !!
春の七草の一つ ナズナ。
他は セリ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・
スズナ(蕪)・スズシロ(大根)。
ホトケノザはキク科とシソ科の2種類があり、
このホトケノザはシソ科。
春の七草ではありません。
ややこしいですね。
これは キンセンカ。
この花もエディブル。
食べられます。
パンジーもエディブルフラワー。
生菓子のトッピングに使うと
とても 映えます。
水仙は 毒があるのでNG。
葉がニラにクリソツなので
過去 何度も誤食による
中毒事故が発生しているそう。
椿はお茶(チャノキ)と近種だし、
椿油は食用にもなるので
毒はないはずですが
花を食べる話は聞いたことがありません。
念のため クックパッドで探してみると
1件のレシピもUPされていません。
椿の花は食べ物ではなさそうです。
エディブルフラワー探しには
とんと関心の無い まみちゃんは
場末の止り木でかりかりを食べています。
クラブ明るい農村の
丸太の椅子・竹の食器
共に父の作品。
満腹のまみちゃんは
しきりに顔を洗いはじめました。
でも 天気がくずれる気配は
微塵もありません。
ひとしきり 毛づくろいに
精を出した後
草の上で
日向ぼっこ。
きょうも いい天気だね
まみちゃん。



























