監察医 朝顔 観ながら

老いていく親への心配
老いていく自分への不安


誰もが思うのは子供に迷惑かけたくないょって事で



家族に迷惑かけちゃうかなって思いながら
それでも貫きたい事もあったり


なんか泣けちゃったよ


いつも強気だったこの人達も
そんな不安を抱く事はあったんだろうか…




結婚したて
何かとウザい姑舅に辟易しながらも
側で暮らさなければならないなら

子供たちに
人が産まれて 成長して 成熟して
そして老いること
色々なかなか思うように出来ない事が増え
都合の悪い事は忘れ
遠い日の穏やかな記憶だけを抱いて
命を終わる

人が老いるってこういう事ってのを
身をもって伝えてもらおうじゃないか
って思ってた






そう言う意味では
激しい最期だったバァバも
愉快な最期だったジィジも





静かに逝った犬ハナちゃんも




長いミッションを完璧にこなしてくれたよなぁ




でもね
実際
鬼ヨメ〜!誰か助けて〜!と叫ぶ姑のおむつを替えたり
夜中にベッドの下や布団をめくって仕込んだはずのエビさそり座を探す舅に付き合ったり
海水浴でびしょ濡れになったパジャマや布団を何度も交換しなきゃならない嫁は


日々 戸惑い、イラつき、
あっちにもこっちにもムカつき
疲れ果てていたのです



そもそもこのブログが始まったのも
ジィジの介護が始まったのがきっかけ



ハハ爆笑懐かしいっ


モヤモヤする気持ちを
言葉にする事でなんとなく収めてたなぁ




自宅介護から入所
やり遂げた感をもって納得いく最期を迎えられたとしたらそれは
介護の現場にいる職員さん達のおかげ






ケアマネさん
福祉用具の担当者の方
相談員さん
現場の職員さん達

身内じゃないからこそ出来る事
もあるのは確かだけど

身内でもないのにこの薄給でここまでしなきゃ?って事の方が多いんじゃないかしら



用具にしても
認知症に対する考えにしても

プロのひと言に目からウロコ
煮詰まる頭を
何度ガス抜きDASH!していただいた事か



考えたらさ


どんなに裕福で恵まれた人生でも
最期が惨めなら
アタシの人生なんだったの…ってなるし
逆に
波瀾万丈 極悪非道な生き方をしてきても
最期の瞬間 
「色々あったけど…ま、いい人生だった」って
穏やかに目を閉じる事が出来たら
丸ごと幸せに上書き出来るんじゃないかって

それすごいよね
人の一生を決定付けるお仕事だもん







尊いお仕事


お世話になった家族として
いつか恩返しが出来ればと思うけど

そんなこんなしてるウチに
自分が入所するんじゃないかと思ったりして







そんなことツラツラ考えながら寝落ちた昨夜でした