自分が高血圧であることが分かって

とりあえず漢方薬を飲むことにした。

 

高血圧が何であるのか?

どうすべきなのかもよく知らないまま

とりあえず、漢方薬を飲んだ。

 

一応、どんな漢方薬がいいか下調べして

ドラッグストアなどで気軽に

入手できるものにした。

 

 

服用したのは

釣藤散

七物降下湯

 のふたつ。

 

どちらも、1ヶ月ずつ飲んでみたが

血圧はまったく下がらなかった。

 

 

ただ、漢方薬の名誉のために言えば

それらは

血圧を下げる効能がある

とは一言も言っていない。

あくまで

「高血圧に伴う“諸症状”」を抑える

とうたっているだけだ。


単に私が

これで下がるといいなーニコニコ

と簡単に考えただけ。

 



しかし、釣藤散を飲むと、

頭痛が治まることがあった。

 

私は昔から頭痛持ちで、

3日に2日くらいは頭が痛い。


痛さや痛くなるタイミングが様々だから

きっとひとつの原因では

ないのだろうけど、

釣藤散を飲んで一部の頭痛が治まる

ということは、

それらの頭痛の原因は「高血圧」だった

のかもしれない。

 

 



七物降下湯は

“降下”という名称から、

すごい下がりそう

な感じがしたけれど、この漢方薬は

血圧が下がらないばかりか

「高血圧に伴う症状」(私の場合は頭痛)

にさえも効果がなかった。

 



 




次に飲んだのは、みんな大好き

命の母

ご存知、更年期のお薬の定番である。

私はこれを飲み始めて、

身体的、精神的に、軽くなった気がする。

さすがとしか言いようがない。

血圧はまったく下がらないが

私の更年期症状には合っていると思う。

服用を1ヶ月で止めずに、

3ヶ月目に入っている。

 

 

ただ「命の母」は、

更年期の様々な症状に効くように

いろんな生薬がブレンドされている。

そのうちの、どの成分が

私に効いているのかは分からない。

 

だからきっと、

私には不必要な成分も

摂ってしまっている。

 

 

市販の総合感冒薬にも言えることだが

くしゃみ、鼻水、咳、発熱…

どんな症状にも効く薬というのは、

自分には必要ではない成分も

摂取させられているということだ。

 

マルチに効く薬には

そういうリスクもある真顔




高血圧を下げる薬が必要ならば

病院に行けばすぐに出してくれる。

ちょっとした高血圧でも

簡単に処方してくれるらしい。


降圧剤はその種類によって

血圧を下げる方法が異なっている。

 

Ca拮抗薬

血管を拡張する

 

ACE阻害薬

血圧を上昇させるホルモンの

産生を抑える

 

ARB

血圧を上昇させるホルモンの

作用を邪魔する

 

利尿剤

水分の排泄を促すことで血圧を下げる

 

α1遮断薬/β1遮断薬/

中枢性α2アゴニスト

自律神経に働きかけて

血管の収縮を防ぐ

 


こんなんでましたけどあんぐり


あの手この手で血圧下げるね指差し

血圧ってそんなにまでして下げないと

いけないものなのかな不安


薬は飲んだら飲んだで、

必ず副作用があって

別の問題が発生するのだが。


その問題をまた別の薬で抑えて、と

負のスパイラル👩🏻

 

高血圧薬は、花粉症薬と同様、

製薬会社にとっては巨大市場である。

医者だって聖人ではない。



 

自分の身体の状態を知りたくて

毎日、同じ時間帯に血圧を測っている。

 

収縮時が175⁻185ミリくらい、

拡張時で100ミリくらい。

だいたい毎日同じくらい。

高いところで安定している。

 

GARMINグラフは

グレード2で

ずっと真っ赤🩸

 


 

最近発見したのは、

 

測る前に、ストレッチをしたり

家事などをやっていると

10~20ミリくらい高めに出る。

 

測っている最中や測定前に

くしゃみや咳をすると

30~40ミリくらい一気に上がる。



測定中、目を閉じて

ランニング後に、

座って風に吹かれてるところを

想像すると

10ミリくらい下がる。

 



測定中、ゆっくりと深呼吸をすると

20~30ミリくらい下がる。

 

 

深呼吸にはコツがある。

ゆっくりたっぷり

鼻から酸素を吸い上げて

脳で1~2秒留める。

その後で、口から

ふぅ~~~~~~

と大きく長く吐いて、吐き切る。

 


新鮮で冷えた酸素を脳に入れて、

体の中で温まっていた二酸化炭素を

ゆっくりたっぷり吐き出すのである。

 

そうすると、血圧は下がる。

 

けれども、これは

単に“数値上のこと”に過ぎない。

数値だけを低下させることに意味はない。

 


さて、高血圧対策について、

漢方薬には期待できないことが分かった。

 

本当に血圧を下げなければならないのか

どうかはまだ分からない。

 

ただ

血圧は簡単に上下する

驚くほどあやふやなものだ。

そんなものに振り回されて

一喜一憂して暮らすのは嫌だ。


今、私に言えることはそれだけ。