じゃん、じゃん、じゃん、てれれ~
じゃん、じゃん、じゃん、てれれ~
ふり返るといつも君が笑ってくれた~
という歌がヒットしたのは
1990年代のことであるが
笑ってくれたという歌詞が
ずっと気になっていた。
私の経験の範囲でしかないが
異性に笑って欲しがるのは
女性よりも男性に多い気がする。
学研の小学生白書によると
小学生の男子で
「人気者の条件」の第一位は
おもしろいこと
だそうだ。
運動神経がいい、思いやりがある、
が二位、三位と続く。
これって、40年前から
大して変わってないから、
きっと普遍なんだと思う。
つまり、人気者になりたい男子は
実に小学生の頃から、
おもしろくなることを
目指しているのだ
私などは、他人が私の言動で笑うと
バカにしてんのか
と苦々しく受け取ってきたが。
男子は、自分の言動で人が笑えば
してやったり✌なのだ。
男子にとって、
笑われることは、
ご褒美である。
こういう感覚は、
女子ではあまりない気がする。
最初は何かのきっかけで
「笑われる」だったのかもしれないが
それに手ごたえを感じると、
別の機会に同じ言動をしてみる。
そこでまたウケると、
次にまた同じ言動をする。
何度も行うことで、
ムダな部分やウケなかった部分が省かれ
次第にブラッシュアップされていく。
こうして、ただ「笑われていた」言動は
いつしか
テッパンのネタ🍣
になっていくのだと思う。
テッパンのネタ🍣が増えてくると
そのネタ同士の共通点を探し、
何を言えば他人が笑うのか?ということを
真理的に感覚的に掴んでくる。
そうなると、もうネタではなくて
日常的にしゃべることがおもしろい人
になる。
他人が自分の言動で笑う
おもしろいくらい笑う
「笑われる」が
「笑わせる」に変わる。
自分が人の笑いを操ることができるのだ。
この効力感は
快楽以外の何ものでもないだろう。
さて、女子はどうだろう。
おもしろい女子も人気があるにはある。
ただし
異性からではなく同性から
だから、女子は男子ほど
おもしろくなりたい
という強い動機を
持たないのではないだろうか?
どちらかと言えば
おもしろくなるよりも
きれいになるのに力を注ぐ気がする。
私はお笑い番組が好きでよく見るのだが、
THE W
という女芸人のお笑いコンテストは見ない。
一度だけ見たけれど
OH…👩
と思うだけで笑えなかった。
ブサイクとかモテないとか体型とか
女性の自虐は痛々しいだけで笑えない。
女性芸人は、ネタはおもしろくないけど
人として魅力的な人は多いという印象だ。
それでも、たまに彗星のごとくあらわれて
どハマリする女芸人さんがいたりする。
赤いプルトニウム
東日本大震災の原発事故を受けて
「プルトニウム」はダメだろ
ってことで、「赤プル」と改名。
この人もある意味、震災の犠牲者といえる。