一般的に資格はその人の能力や技術などを指し示す指標となるものが多く、どんな資格であってもその人の人生に対してマイナスとなる資格はありません。
特に今は資格社会といわれ、持っている資格が多ければ多いほどいろんな知識や技術などを身につけていると感じてもらうことができます。
しかし、中には自分が履歴書を提出する職場にはまったく必要のない資格も存在します。
そういった資格まで資格や免許の欄に書いてしまって書ききれなくなってしまう人もいることでしょう。
資格はすべて書いてもいいですが、その職種に関してまったく関連性のない資格に関しては趣味・特技の欄に書くようにしましょう。
これから取得予定の資格に関しては、「取得のために勉強中」などと書き記しておくと、資格所得に意欲があるとみなしてもらうことができます。
資格を記入する際は、取得年月日を把握し、正式名称で記載するように心がけましょう。
また、資格の中には書かないほうがいい資格もあるということを知っておくことも大切です。
資格自体は持っていてその人にとってマイナスになることはありませんが、履歴書には書かないほうがいいという資格もあります。
英検4級、簿記検定3級などはあまりアピールにはならない資格です。また、民間資格もあまり重要視されることは少ないです。
このように、持っていてもあまり会社のためにならないという資格は書いても見逃されることが多いです。
また、海外にも進出しているような会社に履歴書を提出するのに英検が2級以下だったり、TOEICが600点以下など、その職種に必要となる技能があまりアピールできない場合は書かないほうがよいでしょう。「そのくらいしかできないのか」というマイナスなイメージに捉えられることがあります。
またまた、取得から10年以上経過している資格で、その資格に関して本人が放置しているような資格も書かないほうがいいでしょう。
履歴書は本人を映す鏡でもあり、本人の能力を表示する場でもあります。
持っている資格を有効的に書くことによって自分をアピールしましょう。