今日の泣けた話
私の母親違いの兄には、息子が3人いました。
(私から数えると義理の兄の子供だから、義理の甥っ子??)
長男と、次男&三男は、母親が違います。
そう、父も、義理の兄もバツ1経験者。。
ちなみに、おじさんやおばさんにもバツ1経験者は数多くいます。
私もそうですが・・・バツ1って遺伝するのかしら??
今から12年前、長男が中学生のときに、父親が亡くなりました。
血の繋がっていない母親は、長男に向かって一言
「血がつながっていないので、やっぱりお前を育てることはできない」
そのこともあり、我が家で長男を引き取り、育てることになりました。
もちろん、甥っ子と言っても、私と歳が6歳ぐらいしか離れていないので、
年齢的に言えば、ほとんど兄弟。
長男も帰る場所がないっと思ったのか、東京の環境になれるように頑張ってました。
コンピュータ関係の仕事に就き、自分ひとりでも生きていける力をつけました。
そんな中、先週19日に、離れ離れになっていた次男が心不全で亡くなりました。
22歳の若さで、周りの人間もビックリしたようです。
私の両親&長男は、急いで北海道に駆けつけたのですが、すでに通夜は終わった後。
次男とお別れをしている長男に、話しかけてきたのは、亡くなった次男の親友でした。
その親友が話してくれたことは
「A(次男)は、中学生のときからずぅーっと、何かあるごとにオレには、実は兄ちゃんがいるんだ。
オレが大人になったら、兄ちゃんにいつか会いに行くんだ!」
「兄ちゃんは、コンピュータ関係の仕事に就いたんだ。
オレもコンピュータ関係の仕事について、兄ちゃんと同じ道を選んだんだ」
小さいながら、何となく大人の事情を察していた次男は、長男に会いたいということを
実の母親には一切、伝えていなかったようです。
もちろん、そのことを知らない長男は、離れ離れになってから、自然と足が遠のき、
実の父親の法事のときしか帰らなくなり、次男とも三男とも会わなくなってました。
その言葉を親友から聞いた、長男は、人目も構わず号泣したようです。
自分は誰かも愛されてもいないし、必要とされていない。
そう思っていた長男にとって、次男の言葉は本当に心に染みる言葉だったんだと思います。
私もこの話を母から聞いて、山手線の中で号泣。。。
人は一人で生きてるんじゃないんだぁ~。
絶対、誰かの想いと繋がっているんだなぁ~。
22歳で亡くなった次男の分も、長男にはシアワセに生きて欲しいと思います。