今日は各所で花火大会がやっていたらしい。

ここ最近はそういうのに全く行かなくなった。誘われないと行かないので、誘われていないということになる。やや物悲しい。



大学生の頃は毎年行ってた気がする。だがとても記憶に残ってるのは隅田川の花火大会に高2の時に行ったことだ。


男4人組だったが、東京にわざわざ行くのは千葉の田舎の高校生にとっては凄くワクワクしたもんだ。

しかし花火開始10分前くらいに雨が降り出して、そのまま本降りになった。当時はゲリラ豪雨とかいう言葉もあったかないか微妙な時期だったし、会場はパニックでそのまま史上初の隅田川花火大会中止となった。


あまりの突然の雨で、どこへ向かえばいいかわからない僕らは、2人ずつではぐれてしまった。当然みんな傘など持っていないので、突如道の真ん中に1500円くらいの闇市価格の傘を売る屋台などが登場した。無論、高校生なのでそんなのには手を出さず、全身びしょ濡れでスマホも濡れて動かなくなり、連絡もとれないまま千葉まで帰ったよ。



高い電車賃を払って行ったのに1発の花火も見れないどころか、せっかくの東京も友達とはぐれて終わっちゃった。でもその方が良く記憶に残ってる。



花火大会デートなんてのも大学生の時に付き合ってた彼女としたことあるけど、だからなんだ、と恐らく当時も思っていた。花火大会だからどうとかじゃなくて、やはり僕は受け手側で感動することがあんまり無い人間なのだ。

見ると、やりたがる性質がある。



小学生の頃は花火師になりたかった。でもそれもひと夏の妄想。

ただエンターテイメントを提供する側になりたがっていた、ということに今になったらわかる。

それは今でも変わらない。



何かを見て感動するみたいなことをはあるだろうか。オーロラなら見たらするかもしれない。

絶対凄いだろうあれは。ハードルを上げまくってオーロラまで届いたとしても問題ないだろう。

そういえば灯台見て感動した話があった。これはまたの機会にしたい。



とはいいつつも、やっぱり花火大会行きたいな。

キミと一緒に。