大腰筋は、大腿骨と背骨をつないでいる筋肉で、直立姿勢を保持するときや太ももを引き上げるときに働くものです。 この筋肉が衰えると、重い足を十分な高さまで上げることができなくなります。 つま先も下がってしまい、「すり足」気味になります。 すると、ちょっとした段差にもつまずきやすくなり、転倒・骨折が起きやすくなります。

(※公益財団法人 健康・体力づくり事業財団より)

 

まず、大腰筋の位置ですが、背骨の胸椎12番あたりから、腰椎の5番あたりまでつていて、(起始、筋肉の始まり)

足の大腿骨内側の小転子に止まっている。(停止、筋肉の終わり)

 

この絵のように、小腰筋、大腰筋、腸骨筋を合わせて腸腰筋という。

(小腰筋はほとんど退化しないようですが)

 

大腰筋の働きとしては、上にもあるように足をあげる初期動作に作用。

短距離陸上選手の大腰筋はかなり太いそうで血管などが圧迫されることもあるそうです。

大腰筋は、前部繊維、後部繊維に分かれていて、その間を背骨から出てくる神経が通ります、

そのため、大腰筋が硬くなると神経を圧迫して、腰痛の原因に。

さて大腰筋に対する鍼によるアプローチですが、大腰筋に直接アプローチできるのは、

鍼灸師の使う鍼、お医者さんが使うメスのみです。

中には、整体でアプローチできるという方もいますが、大腰筋は皮膚の下にあり

直接のアプローチにはならない。(屁理屈?絶望

(※医療法人社団 豊信会 草花クリニックHPより)

 

当院の鍼施術は、大腰筋刺鍼を採用、一般的に脊柱起立筋が、6~7センチあり、

その筋肉層を超えるような、鍼でなくては大腰筋へのアプローチは出来ません。

そのため、当院では一般的に使われている2寸位までの鍼だけではなく、3寸~4寸の特殊鍼を使用します。

 

 

 

長い間、腰痛でつらい思いをしている方は是非一度お試しください。