朝起きると
ミノから「ほんと冷めた」とカトクが入ってました。
どこまで追い討ちかければ気がすむんだ...
今までの経験から
「あーこの人とこのまま終わっていくのかもな」
そう思い始めました。
ブラのことでここまでの展開になるなんて...
他人に聞かれたらなんてアホらしい...
ただ、
私の隣には、この旅行を楽しみにして来た友達がいる。
私がこんな気分じゃ、この友達にも嫌な気持ちにさせてしまう。
私もこの旅行に高い金払ってる。
つまり
私はこの旅行を楽しまなければならない義務がある!!
ミノにカトクを送りました。
「良い加減仲直りしたい」
するとお昼頃に返信が。
「どうやって?」
「無意識でもオッパに嫌な思いさせたことは謝る。もうしないよ」
「実は俺も仲直りしたいって思ってた。だけど電話かけても出ないから。」
「そうなんだ」
「朝送ったカトクとか、言い過ぎたかもって思ってた。」
「まあ大丈夫」
「仲直りしよう」
「うん」
はい私の相当な我慢と妥協の上仲直り♡
これでようやく楽しい気持ちで酒が飲める!!!!!
ただ、
今回の事件で
ミノへの不信感が生まれました。
それは
「ケンカをすることに対するお互いの意識の違い」
私は正直
大人になってケンカをしたことなんてありませんでした。
最後にしたケンカって中学校の時、クラスの女の子としたくらい...?
大人になると相手の気持ちを考えたり配慮できるようになるので
そう簡単にケンカって起きないですよね。
恋人間でも
私は最後の最後、嫌なことをされて別れる時しか言い争いみたいなことはしたことありません。
ただミノはケンカへのハードルがすごく低い。
ちょっとしたことで
平気でケンカをしようとします。
「付き合うって、違う人間同士がお互いのことを思いやりながら、合わない部分は努力して擦り寄せていくもの」
私には常にこの考えが根底にあるので
最初はすぐケンカを始めようとするミノに
ものすごく戸惑いました。
韓国人は感情をすぐ表に出す
なんて言うけれど、
そんなことはありません。
「相手を思いやる」というのは
韓国であろうが日本であろうが当然のことで、
まともな大人なら国籍関わらず、相手を思いやった上で感情を出します。
ミノの「簡単に人が傷つく言葉を言う/すぐケンカを始めようとする」は、後にもっとひどくなりますが
これはもう国民性ではなく人間性の問題です。
私はこの渡韓を通して、
このままじゃ私たちの関係は長く続かないな。
始めてそう思ったのです。