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読書のキロク

本、雑誌好き。読書ノートとしてブログ書いてます。

佐藤可士和さんが流行りだしたのっていつ頃だろう?


何冊か買いました。奥様の本も買いましたね。



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一番よかったのはこの本かな。佐藤可士和さんのオフィスの綺麗さはよく雑誌で取り上げられていて、どうしたらあんなに整理整頓された空間をキープできるんだろうと思っていました。


やっぱりかなり徹底してやっていらっしゃるようです。


これを読んで数日は自分のデスクの掃除・整理整頓に励みました。


すぐにまたぐちゃぐちゃになるのですけれど(苦笑)。


とにかく大切なのは、「整理整頓をする時間をきちんとキープすること」。これにつきます。毎週○曜日の午前中はデスクの整理をすると決めておくといいかもしれません。



だんなさんが読んでいるので写真はなしで。


あまり面白くなかったです。だんなさんは「すごいおもしろい」と言って読んでますが。


やっぱり自分がリアルに感じられる世代の人でないと楽しめないのかもしれません、私の場合。


ほとんど松田作品を観たこともないですし。松田龍平くんなら身近ですけどね。


最後まで読めなかったなんて、だんなさんには言えないわ。




タイトルを見たときに「何だか読んだら暗くなりそうだな~」と思って、しばらく本棚へ仕舞っていました。



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時間をもてあましているときにふと読んでみたら、思いのほか暗くはならなくて。いや、それどころか、考えさせられたし、何より前向きな気持ちになりました。タイトルからは決して想像できなかったこと。


余命を告知されたときに、生前に受け取れる保険金。そのお金にまつわる人々のドラマ。


決して小さな金額ではないからこそ、そこに様々なドラマが生まれるのです。保険金のおかげで家族が幸せになる。もちろん本人も。保険金っていい響きではないけれど、でもそのお金のおかげで未来に夢を持てる人がたくさんいる。まさに生きたお金。


使い方次第でお金の価値は大きく変わるのです。


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薬丸岳さん。初めて読む作家さんです。

こちらの作品は、江戸川乱歩賞を受賞されているんですね。期待して読み始めました。そして期待どおり、とてもおもしろかったです。

少年犯罪という重たい話題を扱っているものの、ストーリー展開がスピーディーなのでぐいぐい引き込まれます。途中、あまりの展開についていけないときもありましたが、ページを読み戻したりして、何とか追いつきました。

ちょっと無理やりかなと感じる場面も確かにありましたが、これくらいであれば私は気にならなかったです。逆に考えさせられる結末でした。少年時代に犯罪を起こした人でもやり直せる。そう思えたのは嬉しかったです。



こちらもテレビのドキュメンタリーで見て、それから買いに行った本です。


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著者は高次脳機能障害になったお医者さん。


お医者さんだからこそ、冷静にわかりやすく淡々と書かれています。この手の本にありがちなお涙頂戴な感じは全く受けず、だからこそとても引き込まれます。


お医者さんだからこそ、「全く自分で自分がいやになる」という辛い状況を適切に書いています。


ある意味、稀有な方だと思います。


ちなみにドキュメンタリーでは、この著者を支える息子さん(確か小学生)が出ていました。もう数年前のことなので、彼もすっかり大きくなったことでしょう。彼が番組の中で語っていた「大きくなったらお医者さんになりたい」という夢。実現できるといいな。

友達に貸しているので写真はなしで。


本屋大賞を受賞されたということで買ってみました。


伊坂幸太郎さん。初めて読む作家さんです。


思いがけず面白かったです。この本を読むために仕事を早く切り上げてしまったくらい(苦笑)。読み始めると止まらなくなるという感じです。少し東野圭吾さんの作品に近いかもしれません。


さすが書店で働いている方が選んだ本だけあります。


色んなところに伏線が張られていて、「そういえば前にこんなことが書かれていたな」なんて思い出し、前半のページを読み返したりもしました。伏線がありすぎて思い出せないくらいかもしれません。


伊坂幸太郎さん。また一人、好きな作家に出会えた気がします。もう1冊、他の作品も読んでみたいです。

結婚してからは、この手の本をよく買うようになりました。やっぱりだんなさんの体が心配だものね。


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石原先生は、前に雑誌でいろんなところで登場していて、それ以来結構チェックしています。体を温めれば病気が治るという考え方をされている先生で、確か「しょうが紅茶」をブームにしたのも石原先生だったと思います(今はブームではないのかもしれませんが)。


基本的にはこの本でも同じ考え方をしています。普段食べているものを見直すことで体温が上がって、病気になりにくくなる。薬を飲むとかではないので取り組みやすいです。


うちのだんなさん、ものすごく冷え性なんですよ。平熱も35℃台ですし。妻として何とかしたいんですよね。