私は自分で自分を追い詰める
昔妹に投げつけられた言葉を思い出す

『私はお姉ちゃんみたいに自分で崖に突っ込んでいくような生き方したくないの!』

そうやって、

いつも安全な背伸びしない人生を送って、

いつも母と父に守ってもらって、

一見真っ当に聞こえることばで私を抉る


私の恐怖に震えながらそれでも

前に進もうとしていたあの頃の努力を

崖に向かって突っ込むという

無駄で無謀な行為と断言されて、

私は妹を憎んだ


無謀かもしれないけれど、無駄ではない

それを証明したいのだと思う

そして私は私自身を今日も追い詰める

恐怖に震えながら無謀なことをする