日本から職場にゲストがやってきた。
おもてなしの係は、陽気なイタリア人のMちゃん.
昼過ぎに
『観光とディナー、一緒にどう?』
と、メッセージがくる。仕事だったので
『ディナーは一緒するよ。バイク(自転車)は
よければ1台使っていいよ。ブレーキも日本タイプだし』
と返信し、1日仕事をした。
終わって片付けたところで電話が来る
「30分くらいでこられる!?」
「うん、住所送って。あ、でも仕事着だからドレスコードのあるところとかやめて」
Mちゃん笑う
「そんなファンシーなとこ選ばないよ」
ケバブ屋だった
私はラムケバブが好きだ。
まだ寒いので店の中の席でケバブを食べた後、
次は近場のブリュアリーに、ビールを飲みに行くことにする。
Mちゃんが褒めていたが、
若干22歳のゲストは、驚くほどよく喋る。
私は言葉をスイッチすると脳への負担がハンパないので、
英語で話してくれるのは正直ありがたい
「Qより、ずっと話がわかる!」
とMちゃんがぶっちゃけはじめる。
Q氏は日本人。私より後に入社した若手のこと。
「きてからX年経つのになんか上手くなってないよねー、何喋ってんのか聞き取れないとか多いし。聞き直してもわかんない。」
ああー、まあ、ね。曖昧なフォローをしつつ流したが…
Q氏は、日本人家族と暮らして、休みは日本人コミュニティ、週に一回以上日本人の溜まり場に飲みに行く、昼の社交場面には顔を出さず、ぼっち飯を敢行。
そりゃ、なかなか難しかろう…
とはいっても私も言葉は今も苦労しかない💦
鬱状態が悪化すると人に会うのも辛くなる。
それでもここにきてからのマイルール
1.誘われたら断らない
2.聞かれたら答えるけど、聞かれなければ『日本では…』という話はしない。
3.日本人コミュニティには入らない
は、私にはよかったのかもしれない、と思う。
海外でガラパゴスするのは
色んな意味で私はリスクが高いと思う
ビールを飲んだ店は、タンクの隙間にテーブル席が設えてある感じで面白かった。
明日からの鬱鬱とした日々の合間の出来事でした