リーダー格のフユミ(F)、シングルマザーのサクラ(S)、介護真っ只中ユキエ。


思えばこれは去年だったかリアルで、フユミに

「帰属感がなくて不安で辛い」

とポロリと言ったところから始まっていたと思う


時間がないけど、会いたいから、職場まで来て、といわれて

私たちは彼女のお昼休みに一緒にランチをとっていた。

当時、入院中の父を見舞いに一時帰国していた私は、今の仕事を辞めようかと思い始めたときだった。


「そんなこと言われても困るんだけど!」


帰属感がなくて不安で辛いと言った私に

その時、彼女はそう言った。

以来、私は少し距離を置くようになった。


彼女の日常の不平不満への対処は

良くも悪くも自分を鼓舞するかのようで

これで私は良かったんだ!と断定する


自分が納得してるならいいんじゃないかと思う。

人の考え方を無理やり変えようとも思わないし。

どう思う?と聞かれれば私の意見は言うけど

王様の耳はロバの耳と叫ばれてるだけなら、

特に私がいうことはない


ただ、私フユミの

『私ははこんなに積極的に生きてるのよ』

というもしかしたら彼女自身を鼓舞してるのかもしれない言葉をポジティブに受け取るには弱りすぎていた