『片付けられない女たち』(サリ ソルデン著)という本が話題になったのは、
結構前の話だ。この本を読む前、ごみ屋敷がテレビに出たりするのをみて、
「ここまでひどくはない(はず)だけど、私は片付けられない女の1人だ」
と思っていた。
しかし、サリ・ソルデンの原書を読んで、どうも、私はそうではないらしい、という気持ちになった。
逆に、安易に「私片付けられない女だからさぁ、」なんて言うのは、
本当の『片付けられない女たち』に失礼かもしれない」という気にさえなった。
(・・・つまり私はただ、だらしないってこと?それはそれで嫌だな・・・・)

そして、たまたまだったのだが、実際にどうも『片付けられない女』であるらしい女性の家に行く機会があった。本当にたまたま。届け物を頼まれていったら、「あがっていって」といわれたのだ。


すごかった。

いやーナマで『片付けられない女』の部屋をみると、これは衝撃だ。
っていうか、私をあの状態の部屋にいれてくれたのが驚き。
床、みえないし。
座って、って言われたソファの上はものだらけで、ものをよけないと座れない。
(っていうか、物に埋もれていてソファがあるのさえ最初わからなかった)
そのソファにたどり着くためにいくつ物ダンボールらしきものをまたがなければならない。
それなのに、

えええええ?????


棚、押入れ、あるじゃん。

・・・・空っぽだけど。

収納場所は結構あるのにそれがほぼ空で、代わりに居住空間の床上に

しまわれているはずの物がすべて出ている。
念のため言っておくが、彼女が引っ越してすぐではない。
既に数ヶ月が経過している。

・・・・・・

私は驚くと主に硬く決心したのだ。
私、片付ける。
彼女んちじゃない。私の部屋を。
そしてちゃんと今日はなにをやったかブログに書いてやる。
(やらないとブログが滞り・・・消滅か?それも情けない。)

そんな人の振り見てなんとやらな片づけを始めることにした。

今日やったのは、とってもささやかだけど汚い床の部屋の片づけをしたくなかったので、
(私の部屋の床は一応ちゃんと目視可能。・・・でも片付ける余地多し)
竹の夏用の敷物を巻き上げて箒でごみを掃いて、(髪の毛が多いのがいや)
ついでに床をモップ掛けした。全部じゃないけど・・・
そして、机の上に散らばっていた筆記具(お気に入り群Hと呼ぶ)を2つのペンケースに分類して
片付けた。
私は常時スケッチ(落書き?)をしているので、莫大な量のスケッチ用のペンと芯削りを持っているのだが
とりあえず、全部削って、芯削りは小さなものはペンケースの端っこに、
大きなものはとりあえずまとめてみた。

・・・どんだけあるんだよ。芯削り。でも太いペンと細いペンの芯では芯を削るにはそれぞれの道具が

いるのだ!!

というわけで、今日は机の上が3分の2ほど片付いたのみ。

でも床にあったペンケースはちゃんと棚に収納したよ。
明日は机の上を空にしてみせる!!

と決心してるけど、どうかなぁ・・・