続きです

 

⑦ヘナをした髪のアフターケア

 

まず 話はそれますが 私自身が勝手に思い込んでいることも含めてヘナとはどんなものかというと

 

髪を染める一つの方法ですが アルカリカラー剤剤の色素とは 全くの別物であり ヘアマニキュアのようなコーティングとも別物 ヘナはコーティングではありません  ヘナは低分子(分子が小さい)樹脂のような物が 髪内部のたんぱく質に吸着されているようです 髪にハリコシが出てしっかりして丈夫になるので 傷みにくくなると考えています。

 

過去の実験より ヘナの抽出水を 放置して水分が飛ぶと 樹脂になります 髪に塗布して定着した状態が 顕微鏡で撮ったこの画像のように 白髪の芯以外のとことにしっかり入り込んでいます。

 

このオレンジブラウンの樹脂成分がナフトキノン?なのかな
何年か手塗りでヘナに触れているうちに 爪が丈夫になりました 髪と爪のたんぱく質は似ているといわれていますが ホホバオイルの入ったトリートメント 酸熱トリートメント フルボ酸 をそれぞれ使うたびに 爪の調子がどんどん良くなってきた実感はあります 保水力がが出てしっとりと ただ 色は染まってしまうので奇麗じゃないですが 感覚的に爪先の作業が器用になった気がします  

 

 

手塗りヘナのため特に爪は染まってしまいます 奇麗なものではありませんが 強化してしまった爪です。髪も似たような成分であれば 同じように髪も強くなっていると考えていいのではないかな。 

 

ヘナをしている髪のホームケア シャンプーは何がいいのか? 実はシャンプーは 特に拘らなくても良いのかも 臭いとか洗浄力(汚れが落ちれば)とか好みでいいと思います。

 

トリートメントは これも好みですが 強いて言えば ”ホホバオイル”が入ったものがいいですね あと 量をたくさん使わなくとも トリートメントを流す前にコーミングして しっかり作用させ馴染ませると 乾かすときに絡まなくなります 乾かす前に”フルボ酸”の噴霧があれば ホームケアで暫くサラサラな髪が持続します。

 

注意点としては 塗れたまま放置しないで 出来るだけドライヤーで乾かし 熱も加えることが出来れば 更に良いと思います アイロンもOKです ヘナ髪は多少熱に強いようにも思います ただヘナ毛に限らず 180度以上はたんぱく質自体を壊すので 当てすぎには注意ですね。

 

ヘナの回数が多いと 入りすぎてゴワゴワになる という方もいますが・・ 私自身が15年以上施術しているうちで スパンの短い方もいますが そこまでの髪は経験したことないし 見たこともありません もしかしたら トリートメントを使わないとか  付けムラ 流しすぎとか流し不足  ドライヤーで乾かさない といった場合にそうなることもあるかもしれませんが それはヘナのせいではなく お手入れの問題だと思うのですが・・あくまでも

 

 

⑧ヘナ施術の間隔

白髪を染めるとして 白髪の量にもよりますが 一ケ月~二ヶ月スパン位が良いと思います。

 

 

白髪染め目的でなく 髪の保護とか 縮毛矯正後 又はデジタルパーマ後 髪を傷めずに維持したい場合などは 髪の状態により 毎月~3か月に1度ぐらいで 奇麗でいられると思います。

 

古いブログですがヘナでのメンテのこと

 

これは最近 

2か月おきにヘナ染の方 ハリコシ 艶が出て 根元の生え癖も収まりました!染めた直後なのできれいなのは 当たり前ですが 約1ケ月は手入れのしやすさは持続するそうです。

 

 

アルカリカラーから ヘナ染めに変える場合は  馴染んで 後以前のカラーを髪の中から押し出す?様で 割と問題なく ヘナ染めに変更できます。

反対にヘナ毛からアルカリカラーに変更するには ちょっと厄介かもしれません ヘナが入るとなかなか抜けません アッシュなどの寒色系だと オレンジ色が邪魔をして 思った色が出せません   強制的にハイブリーチで抜くことはできますが かなり痛みます 髪内部のたんぱく質まで流出するのでアルカリカラーは 入らず 入ったとしてもすぐに抜けてしまいます。

 

髪を傷めずに維持する 又は エイジングヘアをカバーするという観点から いろいろな商品がありますが ヘナ染めも かなりその効果を持った施術だと思います。

 

一応まとめは ここまで。

 

 

 

 

続きです
 

⑤リンス(トリートメント)

クエン酸で浸けた髪は軋みます 以前はこの状態をヘナショックとか言って 嫌っていたのですが キューティクルが引き締まり 油分が吸収されやすく 決して傷んだ状態ではないようです。 
 以前 酸熱トリートメントが流行った際に ヘナ毛に試したところ 明らかに通常の髪より持続性があると感じていました クエン酸よりも更に強酸性ですが 塗布の際には軋まず塗れます 酸化発色の促進と 更にヘナの匂いをほぼわからない程度に消臭します。コンディショナー的な働きとして使います その後のトリートメントの吸着が良く 全く絡まない状態になると思います。

酸熱については

 

 

 

このあたりで詳しく検証しています。

 

 

このトリートメントは ヘナをしてクエン酸で収斂された髪に割と吸着されるようで ジェル状になっている物が 無くなってしまい 絞ると水分だけ抜けます 詳しくは判りませんが 水分がトリートメントと置き換わる感じで そのあとのトリートメント成分もしっかり作用しているように思います。

 

トリートメント剤は 基本的に”ホホバオイル”の入ったものが相性がいいようです 
お勧めは OEMですが 自分のところでヘナに合わせて作った物です。ただ香りとか使い心地とか好みもあります ヘナと酸熱が髪の中に入り込んで 基礎工事はできています 後の表層は 好みに合わせて使っていただければいいと思います。

 

吸着性の高いトリートメント剤 (現在は900mlの扱いのみ)ホホバオイルもしっかり入っています
900ml 4950円(税込み)受注生産です。

 

⑥ドライ(ブロー 仕上げ)

まあ乾かすだけの工程ですが 酸熱トリートメントを使っている関係から しっかり熱を加える事で効果が上がります 更に フルボ酸(フルム酸)のローションを使うことにより 保水力が上がるようで ヘナ毛に潤いと しっとり感 サラサラ感が増すようになりました。ドライヤーの熱だけでもかなりの効果がありますが ストレート系の髪に対してアイロンなどで加温すると 傷みとは無縁のような髪に仕上がります。

フルム酸95%の化粧水 精製水で5倍程度に希釈して ドライヤー前に噴霧して コーミングで馴染ませてから乾かします フルボの入ったシャンプーや ヘナ自体に入っているものもあるようですが 途中で流してしまうのはもったいない?ような気がします 元々はスキンケアの化粧水です。

 

残念ながら フルボ酸がメーカーから入手出来なくなり 代替の化粧水を使用しています。 化粧水の成分は 髪に使っても問題ないレベルなので 今後もヘナに合う商品を発見したら 採用していきます。

 

続く

 

 

続き

 

③放置時間

 

ヘナ染は 放置時間が長いほど染まりが良いです 以前実験した結果 条件を同じにして 人毛の白髪で10分~8時間のサンプルで比べています 10分でも色は入りましたが薄いです 実用的には40分以上が必要かと思われます 8時間置けば それなりに深く染まりますが 美容室での施術では待ち時間は 50分程度が限界?たと思われます

 

以前のブログでの実験

 

 

 

 

キッチンペーパー(リードクッキングペーパー)と 塩ビのラップ(リケンラップ)を使い 液だれ防止 密閉をすることで ある程度の時間は 漏れずに放置できます 美容室での待ち時間が苦痛とか 長い時間でしっかりヘナを入れたい方は 外出したり 帰宅して再度来店される方もいます ヘナ自体が 葉っぱを粉末にしただけの物ですので アレルギー等 他の毛染め剤よりは かなり安全性は高いと思われます。

 

④ヘナの濯ぎ(重曹シャンプー クエン酸リンス)

ヘナ染めの一連の流れの中で 洗い流しは かなり重要な施術だと考えています。 ただ流すだけでなく 化学変化も取り入れて きちんとしっかり流すことで 防臭や発色向上 色落ち防止 仕上がりの手触りなどが変ります。


(あくまでも経験上ですが シャンプー剤で洗うと 色落ちしやすい! これは後に判って来たのですが シャンプー剤が酸性だと しっかりヘナが分離できないようで 濯ぎをしっかりしても中途半端に残ってしまい 染めてからしばらくの間 ジワジワと滲み出し タオルなどに色落ちするみたいです。

市販を含め たいていのシャンプーは弱酸性のようで 普通の髪や地肌には優しいのですが ヘナを落とす洗浄力は ちょっと弱いように思います。
アルカリ性のシャンプーはほぼありません 代わりに重層を使うことで 残留ヘナを減らせることに気が付きました。)

 

美容室だと シャンプー台があるので 流したお湯をためて チェンジリンスという方法で馴染ませて溶かしながらという感覚で洗い流します

 

 
チェンジリンスはサイドシャンプー台のほうがやり易いかもしれません・・重曹を混ぜて 浸けて溶かして馴染ませて 残留ヘナを流すには この方法が一番良いと思っています 美容室でしかできない技?かも


流しながらお湯をため 揉み洗いしてから 重層を混ぜます うちの場合だと お湯15リットル程度に 大匙1 約15グラムを溶かします。

重層は アルカリに傾けることで 余分な脂分を分離させます pHは 弱アルカリですが 髪のキューティクル緩むことで髪に入ったヘナを馴染ませるように思います ヘナ自体が髪のたんぱく質にくっついて馴染み 余分なものは分離していると考えています。

 

その後 シャワーの水圧で しっかりと色が出ないぐらいまで流します

ここで水道水のpH は 中性なので アルカリに傾いている髪を中和していると考えます。

 

色が出なくなった程度で もう一度お湯を貯めて 重層の時と同様に 15グラム程度の クエン酸を溶かし 揉み洗いしながら馴染ませます

 

クエン酸でチェンジリンス 結構ギシギシになりますが キューティクルが引き締まって収斂しているので 別に傷んだわけではありません この状態は油分(トリートメント)がしっかりと入りやすいようです。

 

この時のpH は 酸性になっています 酸性に傾けることで 収斂作用が起こり 軋みが出ます キューティクルが引き締まり 髪に入ったヘナを閉じ込めているようです 流しても取れなかった 残留ヘナによりすこし茶色に濁ったお湯も 化学変化で透明になります また 個人差もありますが 人によっては 白く濁ったお湯になることがあります。たぶん 頭皮の皮脂が流れ出したものと思いますが クエン酸につけることにより これも透明になります。

 ヘナの色は 流した直後より馴染んだ色に変わります また 臭いもかなり緩和して あの独特な残臭も抑えられ 更に引き締めたことにより 色落ちを防止出来た様です。

 

この一連の工程は パーマの工程に似ています。

パーマ1剤(アルカリ)→ 中間水洗(中和)→パーマ2剤(酸性)

 

だから?何? ではありますが 髪を変化させる基本的な考え方は同じ 少なくとも シャンプーで洗うより余計なものが落ちています クエン酸まで作用させたところで リンスというよりは コンディショナーが済んだ状態と考えています。

 

次は リンス(トリートメント)について記しておきます。