3蜜を避けて海上へ。
夏の恒例行事のマグロ釣りで大島近海まで。
この釣りを始めて随分時間が経つけど、
毎年自分だけはどうにも波に乗ることが出来なかった。
仲間達と初めて行った時、
最初にヒットさせたのは自分だったけど全く太刀打ち出来ず、
それ以降ヒットさせては針を外され、
ヒットさせてはそれがデカい鮫だったり、
一日中海の上を走り回っても全く姿を観られなかったり、
そもそも海に出られない天候が続いたり・・・と、
あれやこれやのツキにも恵まれず結局自分は仲間達から周回遅れをとり、すっかり釣れない組みの構成員になっていた。
でも自分は自分の釣り方(ルアー・疑似餌)で絶対に釣る!と一人意地になっていた。気を遣ってくれた仲間が言ってくれる、
他の釣り方ででも先ずは1本獲ろうよ、というアドバイスにも従わないできた。
悔しかったからね。
でもどんどん月日が過ぎていくと、さすがにもう自分には釣れない魚なのかもしれないと思い始じめ、
これ以上つまらん意地をはるのはやめよう。
せっかく仲間がくれるアドバイスに従ってとにかくやってみるか、
と気持ちを入れ替えて臨んだ今日のマグロ釣り。
なんという事でしょう
開始早々、1ッ発目にやり方を見て変えた自分がヒットさせることが出来るという奇跡が起こった
初めて味わうマグロとのやり取り
悪戦苦闘だったけど最後まで十分スリルを楽しめた末、やっと待望の1本を獲ることが出来た
高が釣りと思われるかもしれないけど、
今回の一連からとても貴重な事を学べたような気がしている。
余計な意地は損するだけ
これで一先ずやり取りの経験は出来たから、
次回からは目的のルアーで必ず釣ってやる
この1本は自分に大きな自信をくれたから。
マグロに感謝して、
ありがたく美味しく頂くことにしよう