昨夜観た「男はつらいよ 柴又慕情」がすこぶる面白かった!!

 

男はつらいよ 第9作 柴又慕情/渥美清,吉永小百合,山田洋次(原作、監督、脚本),山本直純(音楽)

 

昔々観て以来、

改めてちゃんと観直してみて、

 

こんなに完成度の高い映画だったのか!〟

 

と感動し、時間が経った今でも興奮が覚め切らないゲラゲラ

 

内容に関しては自分が書くまでもなく〝素晴らしい!〟の一言だが、

それより何より、

全てが〝絶妙にコントロールされた自然〟で作り上げられてて、

その素晴らしさに何よりも感動させられた!

 

そしてキャスティングの素晴らしさ!

細部の配役にまで無意味はなく、

ちゃんとその役割と存在の意味を現わしていた。

 

この映画は寅次郎が絶対的な軸なのは間違いない。

が、改めて見直すと、

周りの役も負けず劣らずしっかりした軸としてそこに立っている。

だから主軸との共鳴が絶妙な相乗効果を生み出せている。

そこに役者以外の要素もしっかりとした軸となり加わるから、

軸の総和の作品は強固な基礎を築け、

何年何年も変わることなく立ち続けられているんだろう!!!!

 

今回、なんとなく観始めただけのこの作品だったが、

改めてとてもとても大切なことを教わったニコ