こんにちは。私です
今回は
ロケット甲子園2023を観戦してきました!!
ということで、08/07に栃木県小山市で開催されたロケット甲子園に行ってきました!!
もちろん選手としてではなく、観戦者としてです( ・´ー・`)
なので少し日記のような感じになるとは思いますが、
当日の様子だけでなく、施設や交通の面でも少し書かせていただいたので是非お付き合いください。
,,,今回もまたオリジナル機体の設計ファイル共有させてもらうので欲しい方いたらどーぞ
掲載内容
- 今回のロケット甲子園について
- 交通の便がむずかった
- 現地の様子
- 公園内施設について
- 自分でも設計してみた
- 自作高度計のテスト
- 終わりに
- 参考文献
今回のロケット甲子園について
さて、まず最初にですが
実は今年のロケット甲子園は例年と一味違うのです。
まずは開催場所。
最近は静岡県にありますあさぎりフードパーク(ドローン飛行場)という富士山の麓にあるとても綺麗な場所で行われていました。
ねー綺麗だしょ
とても広くロケットをあげるにはまさにもってこいの場所になっています。
しかも天気がいいときれいなフッジサンが見えますからね~
しかし今年は栃木県にあります小山総合公園という場所で行われることに,,,
イッタイナニガアッタンデスカネェ
実際、実家から日帰りの距離になるので別にかまわなかったのですが
実は今回それだけでなく規模が大幅に縮小されてしまっているのです
このロケット甲子園というのは翌年行われる世界大会の国内予選的な立ち位置でもあるので本来であれば世界大会と同一のレギュレーションで行われます。
例えば目標高度でみてみると、
2022年度大会は目標高度260m程でしたが、今大会は約140m。ほとんど半分ですね
例年と全く異なるレギュ、環境。そして各校試射がしやすいエンジンを使用するということでまた今年も大番狂わせがあるんじゃないかななんて楽しみにしていました。
交通の便がむずかった
さて、前項で場所が例年と異なるとお話させていただきました。
「静岡県となると新幹線必須だけども栃木なら日帰り余裕じゃん☆」
なーんて思っていましたが、意外とむずい。
何より難関なのが 最寄り駅⇔最寄りバス停 の本数が恐ろしく少ないのです
例えばですね、最寄り駅の小山駅からはバス一本で会場の小山総合公園まで行けます。
が、それに乗るためには08:05発(開会式の1.5時間前)に乗らなくてはならなく、尚且つそれを逃すと次は10:00発という鬼畜仕様になっています。
一本でも乗り遅れれば炎天下の中歩いていくのと変わらないんですよねぇ
このままでは連れが喚きそうなので私の好きな映画の一つ、”リズと青い鳥”を流しながらGoogleマップと小一時間格闘。
その末最適解を見つけました。
最寄り駅で降りるのではなく、あえて一つ手前の間々田駅で降りバスに乗ることでなんと09:40に現着できることを発見。
9:30から開会式の為、最初は若干見逃してしまうとはいえ、これがなんだかんだ最適解っぽい。
ということでいざ行かん小山総合公園。
現地の様子
どうでもいいですが通り道にこんな看板が,,,
歴史(?)を感じますね
さて、なれないバスに乗っていよいよ着いた現地。(ちなみに運賃200円、IC使えません)
事前情報によりかなり景観のよさそうな公園であることは知っていましたが、実際に見ると想像以上に綺麗でしたねぇ
現地につくとすでに後輩が演説の最中。
何とか間に合った感じですね。
恩師等々と挨拶を交わし、写真を撮りつつ観戦。
例年であれば選手は選手用のテントがあり、その中で最終調整を行うわけですが
今回はなんと冷房の効いた建物の中で行われるとのことで大変驚きました。
例年は高地かつ開催がひと月遅い為むしろ肌寒さを心配する感じでしたが今年はそうもいきません。
この公園だからこそできるとてもいい措置だなと思いました
今年の現地の様子はこちらよりどうぞ
例によって安定の品質ですg(((
ちなみにですが、どうやら当日は1日を通して公園でのイベントがあったらしく、
現地のご当地キャラクター(?)の方が遊びに来てくれていたようです。
暑い中着ぐr,,, いや、暑い中大変だろうなーと思いつつせっかくなので写真をお願いしました。
(友人撮)
どうも暑い中ありがとうございました<(_ _)>
さて、
大会結果に関してはモデロケ協会様が出してくれてますのでリンクを貼らせていただきます
https://www.ja-r.net/rocket_koushien2023.pdf
結果を見て改めて思うのはやはりDQはなかなか無くならないな~ということ。
これは各校ミスがあったというのもあるかもしれませんが、
結局は当日のその時その環境で打ち上げるまでは何が起こるか予想できない
というのがあると思うんですね。
それぞれ一生懸命作ってきて、夏休みをつぶしてまでたくさん対策したであろうだけあってちょっと心痛いですよね,,,
そんな感じでいろいろ思うことは各自あるかと思いますが、
一観戦者として今回の甲子園を見て感じたのは各校とてもいい打ち上げだったのではないかなと
何より不点火が確かなかった気がするんですよね!どこの学校もきれい飛んでいてとても気持ち良かったです。
,,,ところで先ほど選手準備場のお話をしましたが、
我々観戦組(引率の先生を含む)ですが、当然建物内には入れません。
灼熱の炎天下の中、お外で待機です
早いところは08:00には到着されているとのことなのでおよそ9時間こんがり焼かれてしまったわけですね
もちろん私もです
まぁ綺麗に腕時計の跡が,,,
ちなみに08/17現在、まだ消えてません
公園内施設について
当日の様子はこの辺で。
もしかしたら来年も同じ場所で行われるかもしれないので、ここからは現地の施設をご紹介。
ちょっと雑いですが,,, ユルシテ
まず蛍光色の緑で囲われた範囲が小山総合公園 の、上2/3くらいになります。
本来は道路を挟んで南にもう少し建物があるようですが、便宜上カット。
選手が打ち上げを行うのは赤く丸で囲った射点の部分。
実際に射点付近はスズランテープで囲われており、ここに観戦者が入ることはできません。
選手が機体の最終調整等を行う準備場は射点少し北の「ほたるの館学習館」と呼ばれるところ。
救護所にもなっていたかな?
選手以外の観戦者の方は大体オレンジ○で囲われた「記念樹の森」と呼ばれるところでテントを建て、待機していました。
また、一番気になるトイレ&売店事情ですが、画像の範囲の中では共に2か所、トイレと自販機がありました。
①の方にはパルムやiceBOXなどのアイスを売る自販機などが6台ありましたが、②の方には普通のものが1台しかありません。
,,,ちなみにちなむと、お子様ずれでも飽きる事は無いのかなという印象でした。
トーマスの乗り物やオモシロ自転車、遊べそうな川などなど公園内に結構ありましたので
今回昼休憩が1時間ほどありましたがそれでも十分暇はつぶせそうです。
自分も設計してみた
実は今回参加にあたって自分でも設計だけしてみたんですよね。
実際に設計してみないことには何もアドバイスできないなーと思ったもので
過去に甲子園機を設計したことがあるのですが、今回の機体を設計してみて「ちいせぇなぁ」と思ってしまいました。
レギュレーションの時点でもすでにそうでしたが、私からすれば甲子園機なのに全長50cm!?!?という感じでした。
一応こちらで共有しておきます。
重りなどはダミーとして入れているはずなので、実際にこれを作って打ち上げようと思ったら多分微調整が必要になっちゃうのかな?という感じですね。
それと恐らく高度が全然足りなさそう,,,
※部品ごとに名前を付けているため恐らくエラーが出てしまうと思いますが、設計に支障はないと思われます。
エンジンはc6-5を想定しているのでエラーを吐いた場合はそこだけ入力をお願いします。
自作高度計のテスト
ちょっと甲子園とは関係なくなってしまいますが、実は現地で自作高度計の試験を行っておりました。
計測方法は全国大会と同様に仰角とベースラインから高度を求めるというもの。
自立制御型モデルロケットでも使用したセンサモジュールを用いた簡易的な高度の測定ができたらなと思ったわけです。
まぁかなり突貫工事だったので見た目はご愛敬。
ちなみに今回テストした高度(角度)計ですが小さな画面がついており、トリガーを引くと角度とtan値が表示されます。
— LGA56562+ (@Anti_DQ_ojisan) August 5, 2023
今回大会はベースラインが短かすぎて精度的にアウトでしたが、それもいい資料。秋大会までには様になるように頑張ります pic.twitter.com/v3c93z3txI
実際には60度を超えてしまうと精度が怪しくなってしまい、ほとんどの打ち上げでアウトレンジという,,,
まぁそれもいい反省点です。何とか次の秋大会までには完成させたい,,,
終わりに
まずは大会関係者様や参加選手の皆様をはじめとした皆々様、大変お疲れ様でした。
とてもいいものを見させていただきました。ごちそうさまでした
「私もコロナ禍がなければ優勝してパリ言ってたかもな~」
なんてなんでもコロナのせいにしてしまう、よくないですね
次のモデルロケットの大きなイベントは2023年に行われる第43回モデルロケット全国大会ですかね。
私も大学のあれこれを蹴って参加させていただくつもりですのでもしお会いすることがあれば是非
参考文献








