こんにちは。私です
今回は前回に引き続き、ちょっとしっかり備忘録。
設計・製作時に確認しよう!
とし、モデルロケット設計時に確認すると便利(?)な内容をまとめてみました。
ただしあくまで自分だったら便利かな?のいう考えのもとです。
誰か一人でも参考になればと思います。
(ちなみにカバー画像も前回に引き続き関係ないやつです)
掲載内容
- 設計時に共通で便利な事項
- 製作時に共通で便利な事項
- 小型ロケットで便利な事項
- 中型ロケットで便利な事項
- 大型ロケットで便利な事項
- 終わりに
- 参考資料
設計時に共通で便利な事項
- 最高高度が150mを超えないように。超えると許可がいる
※23/10/23追記:空港などが周囲にない通常の土地であれば250mからです
機体の推定高度が150m以下であればたとえ空港の近くであってもルールに引っかからない為ここではこのように書かせていただいておりました。語弊等ありましたらすみませんm(__)m 解説文の該当箇所リンク※ - Open Rocketの上部のタブ、”解析”→”ロケット最適化”で形状調整するとたまに当たりが出る
- Open Rocketでの設計時に部品名称を英字にすると印刷時に反映される。平仮名や漢字は不可
- エンジンのトータルインパルス語呂合わせ⇒『A型=アッと驚く2.5倍、B型=ビッグで5倍、C型=カッコいい10倍、D型=デカくて20倍』 (chatGPTにより生成されたものを一部調整。単位は”倍=N・s”)
- 翼の形状で迷ったら傾斜(?)を30°・60°のいずれかにすると塗装時に便利
- 翼の形状で迷ったら持ち運ぶケースの深さを基準に考えると輸送時に便利
- 翼の形状は単純なほど吉
製作時に共通で便利な事項
- 圧力中心の位置を機体にマーキングしておくと現地での調整に便利
- ┗ついでに圧力中心位置から”直径×1.5”機首方向へ進んだ位置にもマーキングしておくともっとわかりやすい
- 回収装置展開時において、エンジン側・ノーズコーン側のどちらの方がダメージに強いかを考え、ショックコードのどの位置に回収装置を取り付けるかを考えるとちょっといい
- 塗装は絶対時間をかけること!急いでやると汚くなる
- ボディーを自作する際は、芯から抜く前にフィンの位置、ランチラグの位置、マーキング基準線、圧力中心の位置をプロットしておくこと
小型ロケット以降で便利な事項
- 大会試作機は直径25㎜以上が無難
- 高度競技では例年65mくらいから点が入り始める。
- ランチロッド直径は基本3㎜。シャーペンのお尻についている消しゴムと同じくらい
- エンジンチューブは直径18、長さ70くらい
- きつめのピストン+難燃紙1枚であれば極薄ごみ袋パラでもダメージを受けない(きつめとは、軽く勢いをつけて引っ張った時に2㎝ほど進む状態とする)
- ショックコードは化学系よりもたこ糸。たこ糸よりもケプラー
- フィンの角はあらかじめ丸めて設計するとより正確になる。どうせ丸くなっちゃうんだから
重量について(重量の暫定定義にお使いください)
- 中ぐりしたノーズコーン(スチロール)の重量はおよそ1.5g
- ボディーチューブの重量はおよそ2.5g
- フィン(バルサ材)の重量はおよそ0.25g
- センターリング(厚紙)の重量はおよそ0.2g
- 接着剤で各種部品を固定するとおよそ○○g増加する。
中型ロケット以降で便利な事項
- フィンにはフィンタブをつけることをお勧めし、その上でエンジンチューブ、センターリング、外ボディを設計しなくてはならない。
- 緩めのピストン+難燃紙ではサバイバルシート製のパラシュートは一部溶ける(変形?)ことがあるのでより厳重な耐熱処置を
- コネクタの設計はさぼらずにやること。実物を触ってやるのは結構面倒
大型ロケット以降で便利な事項
大型の設計をするときはいつもの数倍慎重に行いましょう!!
- 特にペイロードなど、パーツごとに分けることができるものはしっかり分けて設計すること。
- 重量定義は表示桁数限界まで使用しよう
- 調整用のおもりは※※すことを前提に設計すること
- おもりの密度を考えて余裕をもっておくこと
- 完成形をしっかり確認しながら作業を進め、取り付け手順を間違わないこと
終わりに
箇条書きですし、写真が一切ないので見にくく、わかりにくいかと思いますがいかがだったでしょうか。
全国大会も終わり、また自分で設計しつつ、気になる点等ありましたら随時更新していきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。ご意見ご感想等ありましたらTwitter等で教えていただければと思います。
他にもモデルロケットに関するブログを書いていますのでご興味ありましたら是非。
参考資料
#ロケット 作り方 大人
