子供のころから、何故かベトナム関連のものに触れる機会が多かった私ですが、
私が最初にベトナムに行きたい!と強く思ったのはこの映画を見たとき。
映画「愛人(ラマン)」
この映画は、ベトナムがかつてフランス領だった時代のストーリー。
かつてはラブシーンが多いのが話題になり、まるで「官能映画」みたいに思っている人も多いかもしれませんが、実際はベトナムの美しい景色が沢山出てきます。
主人公が通う学校の舞台となった「レ・フォン・ホン学校」
映画はもうずいぶん前なのに、学校はキレイなままでした。
映画の中では、よくサイゴン川が出てきます。サイゴン川は、パッと見ると決して水質は綺麗ではありませんが、全体的に眺めると、映画と同じように大きく、ゆったりと水が流れていく様子が、映画のシーンを一つ一つ思い出させます。
私はホーチミン2区の、タオディエンヴィレッジという場所にも行きました。この場所は、映画の中のサイゴン川の景色と似ているように感じました。
南国でありながら、フランスの建物が沢山立ち並び、異国のようなムード。
ゆったりと流れるサイゴン川に包み込まれるようなホーチミンの街並み。
実際のホーチミンの街は、映画のままの姿でした。
サイゴン大教会
ホーチミンという街自体が、人の心をとらえて離さない不思議な力を秘めた街のように感じました。