こんにちは!桐川右煌です。
今回は、第7話。
バチカン市国での旅行のお話です。
第6話…神様からのプレゼント
実は桐川、この社員旅行が初の海外旅行となったのですが…
初めての海外旅行が、イタリアだなんて…
何だか夢のようで、本当にウキウキしていました
またイタリアのバチカン市国は、キリスト教カトリックの聖地。
桐川は無宗教者でしたが、キリスト教会には幼いころから出入りしていたりして、ちょっとご縁がありましたので、特にキリスト教総本山であるサン・ピエトロ大聖堂の観光は、楽しみで仕方がありませんでした。
そして実際にサン・ピエトロ大聖堂を訪れとき…
桐川を襲ったのは、桁外れに壮大な雰囲気と…
腹痛でした
…そう、強烈な浄化作用が起こり、大量に下してしまったんです。
汚い話ですみません
でもトイレは無事、間に合いましたよー
そんな強烈な浄化作用は、ローマに入ってから2日目も絶賛続行し…
身体中の汚れが、全て出ちゃった感じでした(笑)
その後はバチカン美術館にも行き、絵画の写真をたくさん撮ったのですが…
なぜか桐川の撮る写真は、全部ブレてしまうんです。
カメラの具合が悪いのかなぁ…とも思いましたが、人物や普通の景色を撮ると普通に撮れる。
ですが、キリストが描かれた絵や様々な宗教画に向けてシャッターを切ると…
やはり全てブレて写る。
例えばこの写真もそう。
ちなみに、同じ絵画を他の人が撮った写真はコチラ↓
社員旅行の翌年には、世界中で親しまれた第264代ローマ法皇ヨハネ・パウロ2世が天に召され、コンクラーベ(法王選挙)によりベネディクト16世が次期新法皇となりました。
またさらにその翌年には、聖杯伝説を題材としたダン・ブラウンの小説『ダ・ヴィンチ・コード』が映画化され、良くも悪くもキリスト教界に影響を与えたと言われています。
そんなキリスト教界が変動する前に、ローマ法皇のいらっしゃるバチカンに訪れ、ブレた写真ばかりを撮ることになったのは、なぜなのか?
かなり後に桐川、神様にブレた写真の意味を聞いてみましたら…
神様「ブレは変動。キリスト教界もオマエも変わっていく前ブレ(前触れ)ということだよ。」
…と、まさかのダジャレで返されてしまいました
そして、キリスト教界の変動とともに…
桐川の人生にも、大きな変動が起こってしまうのでした。
そう…ついにスパルタ神様、ムチとしての最終兵器投入へ。
とうとう、桐川の占い師へのカウントダウンが始まります。
次回はそんな、ちょっと怖ーいお話です(笑)