天地明察 | ある意味、恋してるⅡ

ある意味、恋してるⅡ

北村一輝さんと米米CLUB(石井竜也含む)についての追っかけ記事だったはずが、最近記事内容に脈絡がなくなりました(今は真田広之さんや世良公則さんにも傾倒中)。
というわけで、今後は思いのままに津々浦々・・・笑



【eiga.comより】
2010年第7回本屋大賞を受賞した冲方丁の小説を、「おくりびと」の滝田洋二郎監督が映画化。20年以上の歳月をかけて日本独自の太陰暦を作り上げていく天文暦学者・渋川春海の姿を描く。江戸時代前期、碁打ちとして徳川家に仕え、算術や星にも熱心な青年・安井算哲(後の渋川春海)は、4代将軍家綱の後見人で会津藩主・保科正之に目をかけられる。その頃の日本では、800年にわたり使われてきた中国の暦にずれが生じはじめており、算哲は保科から新たな暦を生み出すという一大計画の責任者に任命される。主演は「V6」の岡田准一。算哲の妻となるえん役に宮崎あおい。その他、中井貴一、松本幸四郎らが共演。

キャスト(上=役者名・下=役名)
岡田准一
安井算哲

宮崎あおい
村瀬えん

佐藤隆太
村瀬義益

市川猿之助
関孝和

笹野高史
建部伝内

岸部一徳
伊藤重孝

渡辺大
安藤有益

白井晃
山崎闇斎

横山裕
本因坊道策

市川染五郎
宮栖川友麿

《役者名のみ》
笠原秀幸
染谷将太
きたろう
尾藤イサオ
徳井優
武藤敬司

《上=役者名・下=役名》
中井貴一
水戸光圀

松本幸四郎
保科正之

※真田広之
ナレーション

スタッフ

監督
滝田洋二郎

原作
冲方丁

脚本
加藤正人

👆キャストの※部分は、eiga.comには掲載されていなかったのですが、私がこの映画を観た目的がそこだったもので、勝手に付け足しさせてもらいました(笑)

ということで、昨日(8/23)BSプレミアム(NHK)にて放送された
「天地明察」
を、ほぼリアルタイムで視聴したのは、本作のナレーションを務めたのが真田広之だったからです😀
そうでなければ多分、今後も観ることはなかったであろう作品でしたが、案外(失礼🙇‍♀)面白かったですアップ
ただし、肝心のヒロユキのナレーションは、最初と最後だけのほんの少しでして(でも相変わらずの美声にウットリしたけどラブ、そこは、
「歴史ものなんだし、もうちょっと途中で解説入れるとか、ナレーションに喋らせてよちょっと不満
と不満に思いましたがね・・・・🤦
でも、観ている最中は、ヒロユキの出番がないことを忘れてしまう程度には、ストーリーに入り込めましたグッ

本作の主人公である岡田准一さん演じる安井算哲(後の渋川春海)なる人物は実在の人物で、二十数年の歳月をかけて、現在に続く日本の暦📅を作り上げた人なんですね。
正直申し上げて、この映画観るまでは、そういう人物がいたことも存じ上げませんでした🙇

で、映画観て思ったのは、今のようにAIやら衛星やらを利用した正確な分析技術もなく、まだ
【地動説】
も浸透していない(国内では)ような知識レベルの中、よくもまあ、このような一大事業を成し遂げられたものだびっくり驚嘆びっくりマークということでしたおーっ!
昔の人の飽くなき探求心と未知のことへの開拓の情熱というものには、本当に頭の下がる思いがします(゜゜)(。。)ペコッ
私のように理数系が大の苦手な根っからの文系人間からすると、主人公が数学の難しい設問を解くのを日日の趣味にしていたり、そのための参考文献を読み耽って寝食も忘れる位に夢中になっていたりする様は、まるで理解不能ですけれどね😅
何せ何かの数式を見ただけでも、心が拒絶反応を起こして、思考停止に陥るレベルの数字オンチですから🤣

まあ、でもそういうことに対する探求心の凄まじい先達がいたればこそ、現代に生きる私達は、
「この日は大安吉日だから、大切なイベントはこの日に決行しよう。」
とか、
「この日は仏滅で縁起が悪いから、何かを始めるのはやめておこう。」
とか、毎日の暦を疑うことなく、物事を決める時の参考に出来ているわけですよね照れ
そう考えると、現代人は、色んなことを当たり前に享受するのではなく、先人達の様々な苦労の上に私達の今の安定した生活が成り立っているのだと、感謝しなければなりませんねおねがい

ところで、主演のお二人、この作品が出会いとなって、後にプライベートでも結ばれたのかな?
そういう意味でも、もう10年前('12公開)の作品ですが、今見ると貴重な作品だと言えますわね🤭