雨の中自分の帰りを待っていた繭(桜井幸子)を部屋に入れた隆夫(真田広之)。だが、それを目撃したとの通報が学校に入り、その件で隆夫は同僚の新庄(赤井英和)からも注意を受けることに。隆夫が周囲の目を気にして繭を避けているにも関わらず、繭は彼が顧問となったバスケット部に入部してくるのだった。一方、想いを寄せる教師・藤村(京本政樹)に手作りのマフラーを渡すため、視聴覚室を訪ねた直子(持田真樹)は…。
👆第2話にして、既に相当センセーショナルな展開になってきましたよ
93年放送当時も、このドラマはだいぶ物議を醸していた記憶がありますが、これ、今だったら絶対テレビで放送出来ないヤツだね
少なくとも、地上波じゃ無理よね🙅
だから、BSでの再放送なのか😒
徐々に繭(桜井幸子)の家庭環境等の背景がわかってくると、何故彼女が出会ったばかりの羽村先生(真田広之)に、ああもまとわりつく・・・というか、自分の方に目を向けさせようと必死なのか、何となく見えてくるようなものがありますが・・・・。
それにしても、ちょっと行動が尋常ではないんですよね
高校教師はあくまでも春に大学の研究室に戻るまでの臨時の仕事・・・と割り切っている羽村先生にしてみれば、彼女の好意の押し売りは、正直迷惑ですらあるのでしょうが・・・🤔
それでも、何だかんだと彼女を突き放せないのは、やはり彼の人の良さからなのでしょう。
あと、実は少しずつ、彼女にシンパシーも覚えつつあるのかと
それが、ラストの電話での会話シーンに表れている気がしました(公衆電話からテレホンカードで☎かけてくるとか、時代だな~(笑))。
嫌々引き受けた?バスケ部の顧問についたせいで、部活のリーダー格の女子に目を付けられ、嫌がらせを受けた後だった羽村先生
そのせいで、最初こそ繭の電話に対して邪険に答えていたのだけど・・・。
話している内に、純粋に自分を慕ってくれる彼女に癒やしを感じたのか、テレカの残量がゼロになり、繭が10円を追加すると、
「じゃあ、あと3分は話せるね」
なんて思わず笑顔になり、お得意のペンギンの話なんかをし出す🐧
何かもう、この時点ですっかり繭の術中にハマってます😁
きっとこんな感じで、知らず知らずに、どんどん彼女に引き摺られて泥沼にハマっていくんだろうな~ということが見通せてしまう、純粋無垢な羽村センセでありました
それにしても、羽村センセは色々と気の毒ですね😥
「(内気で地味な)自分にはないもの(明るさと活発さ)を持っているから。」
と心を寄せている婚約者(渡辺典子)は、秘かに他の男(黒田アーサー)と深い関係にあり、彼を裏切っている
しかもそれだけでなく、その秘密を知った繭に対して、
「隆夫さんは、いい人だけど、つまらなくて退屈な人。父に『つまらない男だが、結婚相手には良いだろう』と言われて、確かにそうだな、と思って・・・。」
と開き直る始末
そら、怒った繭にエスカレーターから突き落とされても、正直、同情する気にはなれませんね
とはいえ、一時の感情のままに、こんなとんでもない行動に出てしまう繭も、相当ヤバいですけどね
そこに彼女が抱えている心の闇が、垣間見えるように思います😒
と、羽村先生本人の知らない所で、ドロドロとした人間模様が繰り広げられておりますが、唯一、夜間パトロールをきっかけに仲良くなった新庄先生(赤井英和)と幼い息子君との交流だけが、荒んだ物語の中でホッと出来る部分だと言えますね
ただ、バスケ部で、羽村先生が生徒に腕立て伏せ100回を強要されている現場を見てたんなら、早よ助けてやれや新庄先生と思ったのは、私だけじゃあるまい😅
てか、真田広之なら腕立て伏せ100回なんて楽勝じゃねと思ったのも、きっと私だけじゃないよね🤣
しかし、何といっても第2話で最も衝撃的だったのは、藤村先生(京本政樹)の女生徒へのレ●プシーンよね
初回からわかってはいたけど、慕ってくれる女生徒の好意をこんな形で踏みにじるなんて、本当にサイテーな教師だな、コイツはと思いました
多分、新庄先生も彼のそうした本質に気付いているからこそ、嫌っているんだろうな・・・・
第2話にして、この濃い展開・・・
果たして今後、どうなることやら・・・🤦