3ヶ月という条件で女子高校の生物教師を引き受けた羽村隆夫(真田広之)。隆夫は着任初日の朝、生徒の二宮繭(桜井幸子)と出会う。繭は、初授業を終えて帰る隆夫を尾行し、隆夫のアパートまで上がり込んでしまう。そこへ隆夫の恩師の娘で婚約者の三沢千秋(渡辺典子)が訪れ、繭は複雑な気持ちで部屋を出ることに。翌日、隆夫は同僚の新庄徹と夜の繁華街を巡回し、初めて生徒の補導を体験するが…。
👆通常、連ドラは全話視聴後にまとめて感想あげることにしているのですが、今回の再放送は毎週1話ずつの放送でしてね・・・😥
見終わるのに3か月かかってしまうということで、1話ずつ手短に感想あげたいと思います。
何といっても、テーマが
【高校教師と女子生徒の禁断の愛】
ですからね💑
観る前は何だか年甲斐もなくドキドキしてしまいましたが、とりあえず1話目は、割と普通に観れました
まだ、登場人物紹介が主で、主人公たちにとって過酷な展開にはなっていないからかな😓
とはいえ、初っぱなから、新任教師の後を尾行して家まで押しかけたり、彼の婚約者までをも尾行して浮気の現場を押さえたり、とヒロイン=繭(桜井幸子)は、なかなかのストーカー女子振りです
これが桜井幸子さんみたいな可愛らしい女子高生でなければ、はっきり言ってドン引きですよ
その彼女のピンチを駅で救っただけで、いきなりつきまとわれ・・・あいや、なつかれる隆夫(真田広之)のキョドリ具合は、逆に頼りなく、初々しくもあります
ヒロユキの演じる役柄のテリトリーって案外幅広くて、カリスマ性のある足利将軍を貫禄たっぷりに演じたかと思えば、やさぐれ男、爽やかな二枚目、冷徹な悪党、チャラ男、最強の忍者&侍、鈍臭い三枚目、と何でも器用にこなしちゃう
彼の作品を観るごとに、全く違う別人のような顔を見せてくれるので、常に新鮮な気持ちで観ることが出来るのです。
で、この作品の羽村隆夫という人物は、人は良さそうだけど、ちょっと鈍臭い生物好きのオタク青年という感じ(笑)
1話目にして、早、恋人(渡辺典子)に裏切られていることが発覚したり、夜間パトロールでトラブルに巻き込まれて若僧に殴られたり、と、見ていて非常に危なっかしい印象です(笑)
身体能力の高いヒロユキが、いかにもケンカに弱そうなポンコツ君を演じていると、
「いや、あんたその気になれば、そいつら簡単に伸しちゃうでしょうが😒」
って、つい思ってしまいますwww
でも、ヒロユキの端正なルックスは、隆夫のひ弱さを無理なく演出してもいるんですね
だから、自分より一回り以上も年下の繭に
「大丈夫!あたしが守ってあげる」
なんて言われていても、思わず同調し、庇護欲をそそられてしまうようなか弱さを、ヒロユキはちゃんと醸し出している
本人の中に間違いなくある屈強さを、見た目の繊細さでオブラートに包んでいる。
そんな二律背反が、真田広之という俳優独特の魅力だと、再認識出来る今回の役柄ですね
それにしても、羽村先生の周囲のキャラの濃さよ🤣
女子生徒にモテることをひけらかすような藤村先生(京本政樹)は、いけ好かない感じだし、一見、熱血体育教師っぽい新庄先生(赤井英和)も、かなり屈折してそうだし・・・
薄々、ドラマの先の内容は知っているものの、こうした周囲のキャラの濃い人たちに今後振り回されっ放しになりそうだな、羽村先生🤔・・・と、波瀾万丈な幕開けを予感させる第1話でした🙁