おはようございます★ ここ数日浮遊感に満ちて生きてる実感のない毎日を
送ってました。仕事もそっちのけで、何で此処にいるのか分からなくなってしまって。
昨夜会社の社長と打ち合わせをしました。
そして怒られました。
カスに悩むな、カスに構う暇あるなら働け。そんな奴に時間割いてたら折角の才能が潰されるぞ!と。
自分にとって絵を描くことがなくなればそれは『死ぬ』に値します。
でも、才能に芽が出るまでが皆大変な時期で。自信を失ったり、色々あります。
自暴自棄になったりします。本来の目指す場所が分からなくなってしまうことも沢山あります。ちょっとやそっとじゃ倒れない忍耐と精神力が必要です。
それは私のような駆け出しの画家だけでなくて、芸術に携わる人全体に言えると思います。
共通してるのは、きっと素晴らしい舞台で最期を迎えたいっていうことかも。
私の晩年の作品、あと一筆で仕上がる・・・・よしかきあげた・・・バタっていう感じで。
ミュージシャンも、ギターを弾き鳴らしたまま倒れたいだろうに。
人が生まれた瞬間から生命の樹をのぼる。それが宿命。
精神世界も物質世界でも同じように。高いとこへ昇ると低い場所から見てた景色とは変わる。
大臣の事を首相とか財務相とかいうけれど何故?
木+目に分解出来る。 「木に登ってみる」少し高い段階から世界を見る人って意味になってる。
木登りには常に危険と隣り合わせ。
生命の樹を昇る過程で霊的成長の途中でいきなり滑り落ちる可能性がある。
生命の樹には「ケリッポト」という暗い穴が口を開けている。
「生命の樹」の最も高い位置から滑り堕ちたので語られるのは、堕天使のルシファー。
光の天使ルシファーは神に最も近い位置まで登りつめた。
生命の樹の至高の世界の頂点までに踏み込んでいた。
絶対神の叡智に触れたルシファーは畏れ多くも自分自身が神になろうとしていた。でもルシファーは生命の樹を甘くみてた。
生命の樹は鏡でもあった。いくらカバラの奥義を得たとしても最後の最後であぶりだされる。
ルシファーは生命の樹に邪悪な存在として映るようになった。太陽の栄光を手にしようとした瞬間ケリッポトが口を開いた。
穴に落ちたルシファーは生命の樹の最上階から真っ逆さまに転落した。
最下位の「滅びの世界」を突き抜けて「闇の世界」へと入ってしまった。
かくして、天使の3分の1を味方につけて神に挑んだルシファーの反乱はもろく崩れ去った。
ルシファーが入った闇の世界。
そこは「死の樹」への入口。
ケリッポトは至高の世界に限らない。
生命の樹のどの地点でも口を開けている。
天使も人間も同じように。
誰でも死の樹の入口へ入り込む可能性がある。