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全部ではありません。
事故というのは全ての条件が
一つでも欠けてくれさえしたら
起こらないものでもあります。
だから自然災害も
そうだと言われたら
そうかもしれない・・・
でも、山崩れなどで
人命が奪われてしまうと・・・
私だって上に対して
恨み節の一つや二つ
出てしまいそうになります。
SAEは
最近のこうした災害について
上 が「???」
という反応をされることが多いな…と思っていました。
もはや答えることもされなくて・・・と
無視の時もあったりしてね。
別に神様はSAEみたいに
「し…知らないし」
とか
「わ・・・私じゃない・・・」
とか
瞳孔開くSAE
その場しのぎの言い訳なんてしません。
されたなら、
そうはっきりおっしゃるはずです。
自然の起こす災害は
皆何かしら
上の意図があるのかと
単純な私は思っていたけど
そうではないことを知りました。
上も知らんっておっしゃっているし・・・
その通りなのですね。
土砂崩れ、山崩れ
本来は木々が保水をして、
川に流れる量を調整して
水害などを防いでくれています。
しかし昨今の
国内木材の高騰ブームにより
林業が盛んになり
無計画に皆伐されていました。
中には盗難というやり方をするものもあるとか。
今がチャンスと
どんどん木々がお金に変えられていたそうです。
あんなに広大なオーストラリアに比べても、
日本の伐採面積の規制はたった5分の1です。
オーストラリア上限2haに対して日本は10haとか
伐採された木々の根っこは
のちに枯れてくるので
さらに大きな土砂崩れの原因となるのです。
防いでくれていた木々がないので
ふもとの民家を巻き込み災害となります。
伐採用の重機も勾配によっては
川に流すという方法を推奨しているのに守られず、
重機の通った道が
土砂崩れの道筋を作ってしまうのだそうです。
こうなると
人災と言っても過言ではないのかもしれません。
目先の利益に走り、
後先考えずに
自然を利用した結果
こうした形で
その代償を払うことになってしまうのですね。
木材を使った施設の建設は
エコだと謳うことに異論はありません。
素敵ですし、癒されます。
ただ、やはりルールを守らねばいけません。
人類は共存者であって
地球上のリーダーではないからです。
仲良く思いやる事
大きな命を一緒に回しているものとして
「あなたは大丈夫?」
そんな自覚を問われたように思いました。
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