目標は七月 | 暗がりで生きる僕ら

暗がりで生きる僕ら

2012年くらいにブログ開設。3年くらいメンヘラニートの日記。その後、ぼっち大学生の日記。→パワハラで苦しむ社会人の悲鳴→非正規のケアマネジャー(金に困ってる)

事務局長に退職の意思があることを伝えました。

辞めたいということ自体にはさほど驚いていない様子だったけど、先の記事で書いたように実家が火の車状態というのには、明らかに驚いていた。

かと言って実家に戻って再就職するという俺の考えは腑に落ちないというか、そこまでする必要なくね?的なことは思ってそう。

結論、基本的には七月を目処に退職する方針。ただ、それまでに父が再就職すれば状況が変わるかもしれないので、その際は教えて欲しいとのこと。

父の再就職云々は局長と話していてはっとなりました。その手があったかと。ただ、3秒ぐらい考えた結果、30年も昼は大工、夜は新聞配達してた父に俺ごときが再就職しろなんていうのはおこがましいにも程があるわけで、とりあえず父の再就職を願っている体にしました。


俺は父によく似ています。そして、変人と言われる父の唯一の理解者と言っても過言ではないでしょう。

だからこそ思うのだけど、自分の子どもが突然未知の病気になり、手術に成功しても植物人間。手術には莫大な金がかかります。なんて状況になったら父は手術を諦めると思う。

そして、予想通り母曰く、当時の父は手術を諦めようとしていましたが、母の説得で俺の手術は行われました。

そして俺は奇跡的に植物人間にはならなかったものの医療費を稼ぐため父は大工と並行して夜間の新聞配達を始めました。父の親族はこれに大反対で、そんな大変で儲からない仕事今すぐ辞めろと散々な言われようだったそうですが、父は一切やめようとしませんでした。

これはあくまでも予想だけど、父はあえて過酷な環境に身を置くことで、自分の子どもを見殺しにしようとした罰を受けようとしたのではないか。

そう捉えるのが自然というか父らしい。

そんな父に俺ができることは敬意をもって接することと、もうあなたの贖罪は終わったのだと手を差し伸べることだと思う。