初代『ポケモン』サウンドをクラシックで彩るアレンジアルバム配信開始。ライセンスは許諾済み、売上は全額チャリティへ。
ゲームミュージックレーベルMateria Collectiveは12月22日、初代『ポケットモンスター』のサウンドトラックのアレンジアルバム「Harmony of a Champion』をSpotify、Bandcampなどで配信開始しました。
このアルバムは、「レッドがマサラタウンからポケモンチャンピオンになるまでの10年間」をイメージしたコンセプトアルバムとなっていて、海外の任天堂ファンコミュティ「SHINESPEKERS」よりプロデュースされたもの。各配信プラットフォームでは試聴することも可能です。
本アルバムは、かつての8bitサウンドをクラシックというジャンルに形を変えることで、原作の物語の壮大さを表現。
曲中には「カセットをフーフーする音」や「ボタンやカーソルのクリック音」「草むらの中を歩く音」といったおなじみのサウンドエフェクトも仕込まれていて、プレイ当時の思い出をリアルに想い起こさせる内容になっています。
このアルバムはライセンスを許諾を得て制作されていて、売上は慈善団体「Child’s Play」に全額寄付され、世界中の病院におもちゃやゲームを供給することで子供たちの生活を改善するための活動資金として使われる予定です。
Materia Collectiveは、歴代『ファイナルファンタジー』シリーズのBGMアレンジアルバム制作を行う為に集まったゲーム好きなアーティストのグループ。
『ファイナルファンタジーVII』『ファイナルファンタジーVIII』といった人気作品のアレンジアルバムなどもリリースし、現在はその規模をレーベルにまで拡大、ゲームサウンドトラックのクラシックアレンジアルバム及びオリジナル楽曲を配信しています。