やっと終わった




長かった入院生活。

ずっと一緒に居れなかったから、

これから毎日一緒に過ごせる事が

夢でも見ているような感じでした。





でも、夢じゃない!

夢じゃないんや!

ホンマに帰れるんや

やっとや。

やっと







615

本退院しました。








退院する前にGCUに寄って、

GCUのみんなも、

NICUのみんなも。

新生児科の先生たちも、

みんな出てきてくれて

お見送りしてくれました。



そして、1ヶ月間お世話になった

小児病棟のみんな。

入院、転院の度にお世話になっていた

クラークさん。

本当にみんなに見送ってもらって

笑顔で退院する事が出来ました。





お迎えに来てくれた主人とお兄ちゃん。

家族みんなでお家に帰りました。





18ヶ月は

本当に長かった。

このブログでも、

何度も振り返っているけれど。


自分の人生がまさかこんな事になるなんて思ってもなかったし、

障がい児ちゃんの事に関して

無知だし偏見もあったから

受け入れる受け止める事が大変だったし

辛かった。

まだNICUの個室にいる時に

お家を買った時の話しを、受け持ちの看護師さんに話していました。




「対面キッチンのお家でね。私がキッチンでご飯作っていたら、お兄ちゃんとにっちゃんが私の足元にまとわりついてね。

ママ〜ママ〜って2人が下から、満面の笑みで私にくっついてくれたらいいな〜って想像しててん。そんな兄弟になってくれたらいいな〜って。

だけど、無理やわきっとそんな事も出来ないんやねと、看護師さんに話した時に





「それ、すっごくいいね‼️分かった。じゃあそれを目標にしましょう‼️必ず、その日が来るから。その為に、みんなで頑張りましょう‼️






て言われた。

最初は「出来ないのにな目標にしても無駄や」て思ってました。





だけど、今は違う。

きっと実現する!

時間はかかるかもしれないけど。

今はその目標を夢見てる。

足の動きは上手じゃないかもしれない。

声だって「ママ〜」て言えないかもしれない。

だけど、障がい児ちゃんにだって、

私は夢を持つことも、出来るようになりました。



障がいがあってもお腹を痛めて産んだ子は

とにかく可愛い。

健常のお兄ちゃんと

障がい児のにっちゃんの子育ては違います。

だけど、愛情の大きさは2人とも同じ。

2人とも可愛いし、愛おしいです。




そして入院中はいろんな看護師さんから

前向きな言葉、励ましの言葉、

たわいない会話。

一緒に笑って、一緒に泣いて、

私の肩を抱きしめてくれたみんながいたから

私も頑張れた。




そしてにっちゃんが生きる事を諦めずに

ずーっと頑張ってくれて、

生きてくれたから、家族もみんなも

一緒に頑張れました。



「頑張れ」「頑張ろう」て言葉、

本当に心に染みました。



 

そんなこんなで

長かった闘病生活は終わりました。