週末に退院が決まり、
お家に帰る準備になりました。
お家での注意事項。
どんな場合に救急に来るか、
カテが入っているから、破損や何かあった時のカテのクリップの説明を受けたり。
そして、今は入院してるので毎日リハさんがお部屋に来てくれますが、
退院をしたら自宅に訪問リハに来てもらわないと行けません。
そして、NGが入っている子は
訪問看護師さんにも来て頂けます。
にっちゃんの場合、カテも入ったままの退院なんで入浴介助や色々と看護師さんの手が必要になります。
また、後に療育に通う事やヘルパーさんが必要になるかなど…。
さまざまな相談の窓口になって下さる
障がい児福祉の担当者の方などなど…。
退院してからの
新たなにっちゃん応援団が作られました。
病院の先生やリハさん、看護師さん達から
退院後にお世話になる新たな応援団の方々に向けてのカンファレンスが開かれました。
その後、顔合わせ。
にっちゃんは寝てしまっていたので、
寝顔だけお部屋に見に来てもらいました。
退院してからの1日の流れは
全く想像は出来なかったので、
とりあえずご挨拶のみという感じでした。
ただ、私は自分の睡眠だけが心配でした。
「来て頂いてる間って寝てもいいんですか?」と色んな人に聞いてました(笑)
こども病院での
にっちゃんは本当に寝ない子でした。
医療センターでも、夜全然寝ない日もありました。
帰ったら家事もあるし、
お兄ちゃんもいるしで、
自分の睡眠確保が1番心配でした。
にっちゃんの事は病院でも
大体自分でやっていたので
分からない事や不安もそんなに無かったです。
みんなに
「大丈夫ですよ!休んでもいいし、来ている間は美容院に行く人もいるし、家事を済ませる人もいるから大丈夫ですよ」
と言って頂き、
とりあえずお守りとして…本当にダメな時は休ませてもらおうと思いました。
世の中は素晴らしい。
こんなに福祉が充実していたなんて
知らなかったです。
そしてバタバタと慌ただしく過ごしていたら
退院前日になりました。
主人に来てもらって、
荷物を少し持って帰ってもらってました。
私にしても、
1泊や2泊の帰宅はあっても、
5ヶ月家を開けていたので季節も変わり
荷物いっぱいです。
入院最後の日には
GCUの看護師さんや、
GCUの時に、ずっと私のくだらない話を聞いてくれていた臨床心理士さん。
にっちゃんの脳性麻痺の出方がとても似ている、障がいの種類が一緒のソーシャルワーカーさん(にっちゃんが喋れない分、この方にリハビリは痛いものか…筋緊張とかどんなものかと、本当に色合いっぱい教えてもらいました。)
保育士さん。
リハビリのみんな。
当日に会えない方達が
たくさん会いに来てくれました。
みんなにっちゃんの応援団だけど、
私にとっても
いつも支えてくれた方たちでした。
にっちゃんもきっと大大大大好きなんだろうけど、私もみんなの事大好きです。
みんないつも笑顔で元気で、
とっても優しかった。
くだらない話で爆笑したり、
にっちゃんの生まれた時の事を話すと、
真剣に聞いてくれて涙を流してくれて。
にっちゃんの頑張りを褒めてくれた。
私が泣いてる時はずっと寄り添ってくれて、側にいてくれた。
一緒に泣いてくれた。
それがお仕事だから…かもしれないけど。
私はみんなそんな人じゃなかったと思う。
みんなの心が…気持ちが…とても優しくて。
素敵な人たちばかりでした。
みんなといーっぱいお喋りして
みんなににっちゃんをたくさん抱っこしてもらって。
入院最後の日は終わりました。