転院後、
スムーズに栄養摂取も出来るようになり、
プログラフも内服薬に変えれるようになり。
退院というゴールが
もう、すぐそこまでやって来ました
そして、一時外泊の前日の離乳食で
1日2回食べているところ、
2回とも100g以上食べれて、
尚且つ、その後の注入160ccも60ml/hで
注入して嘔吐無し。
クールな先生も
にっちゃんのお腹をなでなでしながら
「君は本当に凄いね〜！」
てニッコニコの笑顔でした
そして、
「まぁ、明日ED抜けたら抜いて外泊しましょう！」と言って頂きました
EDは出来るだけ早く抜管したかったので、
抜管して帰るのが私的には希望でした。
NGは鼻から出ているチューブも40cm程度ですが、EDは比じゃないぐらい長ーいのが出ていて。NGは抜けても私が入れれるけど、もしEDが抜けたら外科の先生に入れてもらわないといけなく。なかなかの注意が必要なんです
1つでも楽になって帰りたい
そして、待ちに待った当日
主人は出張で居ないので、
私の両親に来てもらいました。
朝の回診で担当医の先生が来ました。
診察をして終わってから
私が「先生、EDはどうするか決まった？」
すると「そうだそうだ！確認してきますね」
と色んな先生に相談して
お部屋に戻って来たら、もう1人の担当医の先生も一緒に来て
「ダメなんか…」と思っていたら
「抜管して帰りましょう！その方が、お兄ちゃんともいっぱい遊べるもんね！」
というので、直ぐに抜管されました
「やったー‼️ありがとう‼️良かった〜‼️
にっちゃん‼️お鼻が楽になるよ〜‼️良かったねー‼️」
そして、にっちゃんは抜管されてひと泣きして落ち着いたら、両親とお兄ちゃんが病院に到着しました
お兄ちゃんもにっちゃんを見た瞬間に
「にっちゃん！ED抜いたん⁉︎
」
とビックリしてました（笑）
「そうやで〜、にっちゃん頑張ってるから要らないって先生が抜いてくれたんよ」
と言うと。
「にっちゃーん、良かったな〜！可愛いな〜
」と溺愛してました。
車に乗って帰り、
初めてお家に入ると、
ずーっとキョロキョロキョロキョロしてました
初めての場所に体の筋緊張が強くでていましたが、匂いや雰囲気なのか。
私とお兄ちゃんが寝ているベッドに置いてあげると、フッと力が抜けました。
目で見て分かるぐらい、
母も「あっ！緊張抜けたね！」と言うぐらい。
そして、外出も出来ないので
みんなで家でゆっくりしてました。
1年程前に退院の話が出た時から準備していたベビーベッドでお昼寝してくれて。
起きて遊べる時間にはお兄ちゃんもくっついて遊んでました
このお家を買った時に、
お腹の中の赤ちゃんが生まれて来たら、
キッチンからお兄ちゃんと赤ちゃんが遊ぶ光景を夢見て気に入った対面キッチン。
2階には2人とも男の子だから子ども部屋は一緒にしようと思って作って。
このベッドで私の両隣で子ども達が寝る。
ワクワクしながら
お家を買ったのに、ずーっとにっちゃんとは暮らせなくて。
もしかしたら、私はこのお家ににっちゃんを連れて帰れないのかな…とか。
天使ちゃんで帰る事になるのかな…とか。
ワクワクしていた気持ちが
次第に「いつまで3人なんだろう…」
と寂しく切なく…辛い気持ちになる事が多かったのが。
そうじゃなかった。
ちゃんと夢見ていた方向に向かっている！
にっちゃんが頑張ってくれたから、
やっとここで4人で暮らせるんだ。
と、長く続いた闘病が終わる事
実感出来ました。
どうしてもお風呂も一緒に入ってみたくて、
お兄ちゃんと3人で入ってみましたが、
にっちゃんにしたら
初めてのお風呂は怖かったみたいで、
ギャン泣きのまま終わりました
そして、夜はベッドで3人
お兄ちゃんは嬉し過ぎて、
「僕がにっちゃんの横で寝る！」と言ってましたが、お兄ちゃんは寝相が物凄く悪いので
却下‼️
「無理！アンタの足がボーンっと、にっちゃんの鼻を直撃したら骨折や！
アンタの足が当たっても折れへんぐらい、にっちゃんが大きくなったからや！」
と言い、
私の真ん中は死守（笑）
3人でベッドに寝転んだ瞬間に
嬉し過ぎて涙が出ました。
「やっと出来た…本当にこんな日が来るなんて。良かった…本当に良かった。」
2人を寝かしつけて、
私もその日は早々にベッドに入りました。
ベッドに入って、
右にいるお兄ちゃんの寝顔と
左にいるにっちゃんの寝顔を眺めて。
可愛いな…本当に可愛いな。
2人の匂いを嗅いだり、
頭やほっぺを触ったり、手を握ったりして。
たまらずチュってしたり。
幸せを堪能しながら寝ました。