4月3日、移植から1カ月という事で
骨髄検査(マルク)がありました。
県外からの入院なので、
移植が終わって落ちついたら
また医療センターへ転院の予定なので、
早い段階での検査は、転院に向けてもあったのかなと思います。
お兄ちゃんもいるので、
良かったら直ぐにでも救急車で戻ります。
マルクでは、
頂いた臍帯血がちゃんと機能しているかと、
染色体異常が治っているかを調べました。
本来、は全身麻酔でしてくれますが、にっちゃんの場合移植後だし全身麻酔なら絶食をしたり嘔吐のリスクもあるので、
局所麻酔で行われました。
処置室に連れていき
先生が用意してくれていたタブレットの映像を見せてもらって。
にっちゃんをお願いをして退室しました。
すると
10分か15分程で戻ってきました。
特に変わりなくなにっちゃん。
もう何回もしているし、
いつもマルクの時は麻酔してるから痛くないのかな?
平気な顔して戻ってきました(笑)
結果は後日。
だけど、夕方頃に先生がお部屋に来てくれて
「今まだ検査しているところですが、少しだけ見てきました。
見た感じでは綺麗に全ての細胞が臍帯血に変わっていました。
にっちゃんの細胞はほぼほぼ0だと思います。」
「あとですね。これは何故かは分からないんですが。骨髄に異常がある場合、検査をするのに骨髄液がなかなか引けないんです。
にっちゃんの場合、初めてのマルクの時、NICUにいた時です。
あの時、なかなか引けなかったんですよ。
でも今回はスッと引けてきました。」
そんな報告を初めて受けました。
「そうやったんや…やっぱり生まれた時から悪かったんや。」と思いました。
だけど、1年以上も前にしたマルクの感覚を先生が覚えていて下さって。
全てが終わってから教えて下さって。
本当に先生が主治医で良かったと思いました。
そして4月6日。
お兄ちゃんの入学式の為に自宅へもどりました。
今回は入学式だし、翌日から登校するのに
直ぐに病院へ戻る事は出来ません。
お兄ちゃんだって、初めての小学校。
新しいお友達。
ママが居ない登校。
不安だらけだと思うので、放っておくことなんて出来ず…
1週間、にっちゃんを病院と両親にお願いしました。
幸い移植後の回復も良く、
GVHDも出ていなかったので少しは安心でした。
けれど、にっちゃんにしたら
移植後のまだしんどい時期に私が居なくなるのはストレスだったようで…。
居なくなってから3日間ほど、
嘔吐が酷かったみたいです。
お兄ちゃんの側にもいないといけないし、
にっちゃんの事も心配でした。
お兄ちゃんは新品のランドセルと
入学式の服を着て、
私たちも緊張の入学式でした。
だけど、成長した姿が
とってもカッコよく見えました😊
翌日から近所のお友達と一緒に
私も少しの間だけ一緒に登校しました。
あ〜なんで1週間なんだろう…
もっと一緒にいてやりたい。
あっという間に1週間が過ぎて
私は病院へ戻りました。
移植中に春休みになっていたお兄ちゃんは
ずっとチャイケモで私と過ごしていました。
昼間は私と母が交代で病院とチャイケモも行き来して。
夜はBCRからの流れで付き添いはやめて、毎日お兄ちゃんと夜を過ごしていました。
なので、また病院に戻ったら付き添い入院を再開しました😊