16日の夜に病院に一旦行って。
でも、にっちゃんは寝ていたので
寝顔だけ見てチャイケモに戻りました。
そして、翌日は主人と一緒にBCRに入りました。白血球はゆーっくりと回復したので、
生着まではもう少しな感じでした。
だけど、このゆーっくりがとてもいい事なんです。
急激な生着には「生着前症候群」というのものに陥りやすいのです。
そして、白血球が少しでも上がると
体は凄く回復してくれます。
下痢が続いていたので、
お尻が赤くただれそうになっていたのが
治り始めました。
そして18日には主人だけ自宅に戻り、
19日の夜、私は急性胃腸炎になってしまいました。
お兄ちゃんを寝かせてから
両親に電話してチャイケモに来てもらい、私は夜間救急に行き点滴をしてもらいました。
翌朝、病棟に電話をして事情を説明しました。
もちろん3日間出禁です。
私はお兄ちゃんと実家で過ごす事にしました。
だけど、この3日間がとても長くて、
早く会いたくて会いたくて。
20日に主治医の先生から電話が入りました。
「お母さんお体大丈夫ですか?
にっちゃんですが、昨日の採血で好中球が800になったので、もしかしたら今日か明日にはBCRを脱する可能性があります。
にっちゃん自体は少し赤みがあるかな?
浮腫みがあるかな?程度ですが、
知らない人が見たら分からない程度です。
本人はいたって普通ですし、機嫌もいいですが、
代弁するなら「はよ来いよ」と言うてると思います。ですが、しっかりと体調を整えてからまた面会に来て下さい」
との事でした。
あ〜こんな大事なタイミングで情けない…。
でも、先生からにっちゃんの様子が聞けて
ホッとしました。
好中球が上がってる事は何よりも安心でしたし、先生の代弁にも優しさを感じました。
そして21日に面会に行くと、
面会は出来るけど、
前室からの面会でした。
にっちゃんは、やっと私に会えて嬉しくて
私をずーっと見て抱っこの手をするし、
なのに私は何もしてあげれなくて…
まさか前室面会とは知らずに来てしまい、
返って辛い事をしまい、
私も辛すぎて看護師さんに泣きつきました。
「こんなタイミングで体調崩すなんて情けない…にっちゃんが頑張ってるのに、何で私…ママやのに…もう最悪や!」
と泣き散らかしました。
だけど、看護師さんたちがとても優しくて。
「お母さん、それは仕方ない。今までずっと付き添いながら自宅と病院行き来してるんやもん。お兄ちゃんも来て、にっちゃんもいるからそりゃ仕方ない!にっちゃんは任せて、お母さんは少し休んで。そんな情けないなんて言わんのよ!もう〜!」
そう言って嗚咽が出る程
大号泣している私を抱きしめてくれました。
そして、泣きながら実家へ戻りました。
滞在時間15分…
本当に辛かった。
そして翌日、
ようやく中に入れるようになり、
先生の計らいで
私が来るまで部屋移動は延期してくれてました。そして私が来た22日に
無事、BCRを卒業出来ました。