えー、3DSの配信ソフトの販売が全て終了したとのこと。
もちろんNEWの方のハードにお引越しして、懐かしのFE2作とFF3作を購入しておいたことは説明するまでもありません(他も多数)。
そして私はついついFF4をやりはj…バロン潜入の前でさすがに止めたけどwww
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今…マジで…ゲームやってたら…詰む!!という精神がしっかり働いているので、お休みの3日間で4時間だけだよ…その程度だよ…(必死か)。
今月はなんか家で漫画ばっかり読んでるけど、相変わらず移動時間が多いので活字もきちんと読んでますよってん(大した量にはならんけど)。
てなわけで直近の作品。
『墨の香』 梶よう子
梶よう子さんの作品はおそらく3冊目。だんだん慣れてきたんだけど、やっぱりまだ時代小説があまり得意とは言えない私にとっても大変読みやすい文章で助かっています。
理由も分からぬまま嫁ぎ先から離縁され主人公の女性が出戻ってきたところから物語がはじまります。
ただ、彼女は書家だった。だから年ごろの女の子に手習いをはじめます。
師とのやり取りもあり、これは書家として歩んでいく物語なんだろうなって思っていたら、書道を中心とした人情物語には読めました。
もう年ごろの女の子の集まりというだけでこまっしゃくれてんだろうなー、この時代特有の身分さとかで確実にギスギスするだろうなー、と思っていたらその通りで笑いました(笑)
それぞれが何かを背負っていて、それぞれに迷って悩んでいる。それは女の子たちも大人たちもみんなそうなんだな、なんて。
それでも文字に対する姿勢とか、書に向かう時の心持ちとか、それこそ墨の香などが存分に伝わってきて、「これは人情物語だけど間違いなく書家の物語でもあるんだなぁ…」としみじみとしてしまいました。
とかかっこいいことを書いていますが「ちょっと銀さんでひとつ物語を書いてはくれまいか…銀さんマジ好き!!」と思ってしまった私。登場人物のひとりである銀さんがとても素敵で惚れかけました(爆笑)
舟華