奇妙な夢 | 切り絵・剪紙作家 杉谷知子のブログ

切り絵・剪紙作家 杉谷知子のブログ

大学卒業してからずっとライター&編集者をしてたのに、
なぜか50歳をすぎて初めて絵を描き、
切り絵と剪紙(中国切り絵)を始めて切り絵作家になってしまった、
杉谷知子(すぎたにともこ)のブログです♬

 

 

 

 

コロナ禍のせいか

最近奇妙な夢をよくみます。

 

 

どうやら切り絵を切ってるらしい。

仏様の切り絵。

黒一色のわりと大きめの切り絵。

正面から仏様だけの切り絵。

絵柄は伝統的な仏様じゃなくて

わたしの絵柄っぽい。

 

 

切りあがって

「ああ、本当に梁塵秘抄の歌通りだ」と

夢のなかのわたしはしみじみと思っている。

 

 

梁塵秘抄の歌というのは

わたしが大好きな歌のひとつ。

 

仏は常にいませども

うつつならぬぞ あわれなる

人の音せぬあかつきに

ほのかに夢にみえたもう

 

というもので、

初めての個展のときに

この歌を入れた切り絵を4点展示したものです。

(入れた、というのは

当時、一筆書きで文字と絵を配した切り絵をつくっていたから。

上の歌の各行を1つの作品にして

4部作としたもの)

 

 

わたしはこの夢のなかで

自分が夢のなかにいると

はっきりと認識していたわけです。

そして夢の中に仏様が本当にいるんだ、

これって梁塵秘抄の歌の通りだってわかっていて

ものすごく感動していたんです。

そして夢のなかで何度も

うつらうつらとしながら

この歌を口ずさんでいたのです。

本当に何度も何度も繰り返して。

 

 

目覚めてからもしっかり覚えていました。

不思議でしょうがなくて

押入れから

梁塵秘抄の切り絵のパート4(つまり最後の1行)を引っ張り出して

飾ることにしました。

それが上の写真の切り絵です。

✴︎パート3とパート4はこちらにも

 

 

なんだろう。この夢。

ものすごく示唆的なんだけど。

気になるわーーー。

 

 

 

 

 

 

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